世界卓球2023南アフリカ<5月20~28日/ダーバン> 25日、女子シングルス4回戦で早田ひな(日本生命/世界ランク10位)がソ・ヒョウォン(韓国/同108位)をゲームカウント4-0で破り、準々決勝に進んだ。2021年アジア選手権・202…

世界卓球2023南アフリカ<5月20~28日/ダーバン> 25日、女子シングルス4回戦で早田ひな(日本生命/世界ランク10位)がソ・ヒョウォン(韓国/同108位)をゲームカウント4-0で破り、準々決勝に進んだ。

2021年アジア選手権・2023年全日本選手権でともに3冠の早田。その相手は2014年グランドファイナル準優勝、36歳の鉄人カットマンだ。

しかし早田は的確にミドルを攻め、勝負どころでバック側に強打を打ち込み第1ゲームを11-5で先制。2ゲーム目はソのカットの回転を読めずに1-5とリードを許すが、ソがロングカットで粘る前に仕掛けて11-9と逆転でここも取る。

ソ・ヒョウォン PHOTO:Itaru Chiba

第3ゲームもミドルを軸に攻め続け、セーフティリードを保ったまま11-6で奪う。パワーヒッターの早田ながらも冷静な判断が光るカット打ちで、競り合った4ゲーム目も11-8で奪取し、ストレート勝利を果たした。

早田は伊藤美誠(スターツ)とともにベスト8進出。メダル決定戦の相手は、平野美宇(木下グループ)を下した王芸迪(中国)となった。

<世界卓球2023南アフリカ 女子シングルス4回戦>
早田ひな 4-0 ソ・ヒョウォン(韓国)
11-5/11-9/11-6/11-8