第62回春季北海道高校野球大会(道高野連など主催)の全道大会は25日、札幌円山球場で1回戦3試合があった。第1試合は白樺学園が7―1で函館大有斗を、第2試合は札幌日大が7―0(7回コールド)で小樽双葉を、第3試合は北海が10―9(延長10…

 第62回春季北海道高校野球大会(道高野連など主催)の全道大会は25日、札幌円山球場で1回戦3試合があった。第1試合は白樺学園が7―1で函館大有斗を、第2試合は札幌日大が7―0(7回コールド)で小樽双葉を、第3試合は北海が10―9(延長10回タイブレーク)で遠軽を破り、準々決勝に進んだ。

■北海の4番が土壇場で仕事

 第3試合は全国最多39回の夏の甲子園出場の北海が、延長10回タイブレークの末、遠軽に逆転サヨナラ勝ちした。

 北海は4点を追う十回裏、相手の守備のミスなどで2点差とした。なおも2死一、二塁で4番熊谷が内角高めの直球を捉え、逆転サヨナラの左越え3点本塁打を放った。

 熊谷は一打逆転の八回2死満塁で凡退。無安打で迎えた打席だった。試合後、「気持ちと気持ちのぶつかり合いだった。直球をフルスイングした」と笑顔をみせた。