男子テニスのリヨン・オープン(フランス/リヨン、レッドクレー、ATP250)は23日、世界ランク53位のM・イメル(スウェーデン)とワイルドカード(主催者推薦)で出場する同112位のA・フィス(フランス)のシングルス2回戦が行われたが、第…

男子テニスのリヨン・オープン(フランス/リヨン、レッドクレー、ATP250)は23日、世界ランク53位のM・イメル(スウェーデン)とワイルドカード(主催者推薦)で出場する同112位のA・フィス(フランス)のシングルス2回戦が行われたが、第1セット終盤でイメルが審判台をラケットで叩き失格し、フィスがベスト8に進出している。今回の件について同9位のT・フリッツ(アメリカ)がSNSで疑問を呈した。
>>【動画】ラケットで審判台を強打し失格に、イメルが判定に猛抗議<<
この日の第1セット、互いに1度ずつブレークを奪い合うと第11ゲームでフィスが2度目のブレークに成功しゲームカウント6-5とリード。しかし、このゲームでイメルはチェアンパイアの判定に納得いかず猛抗議。
フィスが放ったボールがラインにかかっていないとし、判定の見直しを求めるも覆らず。結果的にこのゲームでブレークを許した。すると、ベンチに戻った際にイメルはラケットで審判台を強打。この行為により試合は中断し、イメルに失格が伝えられた。
問題となったフィスの放ったショットはサイドラインにかかったか判定しにくかったが、フリッツは今回の件についてツイッターで持論を展開。ラインに当たって不規則な変化をすることが当たり前に起きることではないとつづっている。
「この反応を正当化するつもりはまったくないけど、悪いバウンドをする=ラインに当たったと考える人の多さは異常だ。特にライン付近で起きるけど、狂ったバウンドはコートの色んなところで起こるよ」
審判台をラケットで叩く事件は昨年2月のアビエルト・メキシカーノ・テルセル・HSBC(メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500)でA・ズベレフ(ドイツ)が起こしており、罰金などの処分が科せられている。
>>【動画】怒るズベレフ、審判台をラケットで激しく叩く<<
なお、フィスは準々決勝、ワイルドカード(主催者推薦)で出場する第1シードのF・オジェ アリアシム(カナダ)と対戦する。オジェ アリアシムは2回戦で予選を勝ち上がった世界ランク240位のP・ラマス ルイス(スペイン)を7-5, 6-2のストレートで下しての勝ち上がり。
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