28日に東京競馬場で行われる日本ダービー(GI、芝2400m)の「血統傾向」を分析する。2018年以降の日本ダービーで3…

28日に東京競馬場で行われる日本ダービー(GI、芝2400m)の「血統傾向」を分析する。

2018年以降の日本ダービーで3着内に入った種牡馬データを集計した下記の血統表をもとに推奨馬を紹介する。

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■瞬発力勝負に輝くディープインパクトの血

過去5年の種牡馬成績を見ると、ディープインパクト産駒が4勝を挙げる成績を示している。昨年は勝ち馬こそ輩出できなかったが、7番人気のアスクビクターモアが3着に好走しているように、相性抜群の舞台といえるだろう。

一方、キングカメハメハ系種牡馬は【0.0.1.15】。最後に馬券圏内に入ったのは、2018年のコズミックフォース(キングカメハメハ産駒)の3着まで遡る。

今年もドゥラメンテ産駒のドゥラエレーデやルーラーシップ産駒のフリームファクシなど複数のキングカメハメハ産駒の出走があるが、今回は割り引きたい。

このようにディープインパクト系種牡馬が得意とする理由は、コース形態とレース展開にある。東京芝2400mは、最後の直線距離が525.9mと長いコース。

さらに日本ダービーは皐月賞組や毎日杯組など2000m以下の路線から多数参戦することもあり、中間が緩まず早い上がりが求められるレース。つまり「瞬発力勝負」になりやすく、スピードと瞬発力に長けたディープインパクトの血が活きるわけだ。

今回はディープインパクトの血を持つシルバーステート産駒に注目する。

■メタルスピード

父のシルバーステートは、現役時代には重賞勝利はなかったが、「未完の大器」と称されるほどの高いポテンシャルを持っていた馬。また、母父に2005年の仏ダービーを制するなど欧州GI4勝のシャマーダルがいる。

メタルスピードは勝ち上がりまで5戦を要したが、2走前のスプリングSでは上がりタイム2位の末脚を見せ、3着に好走。そして、前走の皐月賞では、13番人気の伏兵扱いであったが、素晴らしい走りで4着に食い込み、ダービーへの出走権を獲得した。

近2走は、雨の影響で重馬場での出走となったが、メタルスピードは綺麗な馬場の方が得意そうで、良馬場ならさらに前進が見込めそうだ。

次に血統面のデータを見ていきたい。父ディープインパクト系×母父ストームバード系の牡・セン馬は、2018年以降、東京芝のレースに出走すると【6.5.5.39】という成績で、勝率10.9%、複勝率29.1%であり、単勝回収値は116と馬券妙味のある数値を示している。非常に東京適性の高い血統構成と言えそうなだけに注目だ。

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文●中井達也(SPREAD編集部)