5月24日、広島ドラゴンフライズはドウェイン・エバンスとニック・メイヨとの2023-24シーズン選手契約合意(継続)を発表す…

 5月24日、広島ドラゴンフライズはドウェイン・エバンスとニック・メイヨとの2023-24シーズン選手契約合意(継続)を発表するとともに、両選手が希望する日本帰化に向けて、クラブとして中長期の視点でサポートしていくことを明かした。

 アメリカ出身のエバンスは、現在31歳の201センチ104キロのスモールフォワード兼パワーフォワード。2020年に琉球ゴールデンキングスで日本でのキャリアをスタートさせ、2021ー22シーズンのレギュラーシーズンベスト5を受賞。今シーズンからは広島に活躍の場を移し、先発50試合を含む55試合に出場し、1試合平均16.6得点7.6リバウンド4.0アシストをマークした。

 現在25歳のメイヨは、アメリカ出身の206センチ113キロのパワーフォワード兼センター。イースタンケンタッキー大学から2019年に加入した千葉ジェッツでプロキャリアをスタートさせ、2020ー21シーズンはレバンガ北海道でB1の得点王に輝く活躍ぶりを披露。2021年に広島に加入すると、在籍2年目の今シーズンは先発39試合を含む55試合に出場し、1試合平均14.2得点5.2リバウンド2.6アシストを記録した。

 両選手について広島の岡崎修司ゼネラルマネージャーは、以下のようなコメントで日本人への帰化をサポートしていくことを明言している。

ーードウェイン・エバンスについて

「今シーズンは得点、リバウンド、アシストとオールラウンドな活躍を見せ、チームの飛躍に貢献しました。得意のボールプッシュからの早い展開での得点は広島の大きな強みとなり、チームの平均得点の向上にもつながったと思います。今後は本人が希望する、日本人への帰化を見据え、クラブとしても中長期の視点でサポートをしてまいります。来シーズンもさらなる成長と勝者のメンタリティをチームにもたらしてくれると信じていますし、チームを勝利に導く活躍に期待をしています」

ーーニック・メイヨについて

「今シーズンは43.9パーセントの3ポイントシュート成功率を記録するなど、オールラウンドに活躍できるニック・メイヨ選手は、チームにとって欠かせない存在となりました。伸び代のある若い選手ですので、オフシーズンにはよりフィジカル面を強化し、個人のスキルも向上させて帰ってきてくれるはずです。また、本人が希望する、日本人への帰化を見据え、クラブとしても中長期の視点でサポートをしてまいります。来シーズンのさらなる成長に期待をしていますし、チームを勝利に導く活躍を信じています」