世界卓球2023南アフリカ<5月20~28日/ダーバン> 23日、女子シングルス2回戦で早田ひな(日本生命/世界ランク10位)がピッコリン(イタリア/同74位)をゲームカウント4-0で下し、3回戦に駒を進めた。2021年アジア選手権3冠、そ…

世界卓球2023南アフリカ<5月20~28日/ダーバン> 23日、女子シングルス2回戦で早田ひな(日本生命/世界ランク10位)がピッコリン(イタリア/同74位)をゲームカウント4-0で下し、3回戦に駒を進めた。

2021年アジア選手権3冠、そして今年の全日本3冠女王の早田。2022年ヨーロッパ選手権8強のピッコリンと対戦した。

パワフルなバックハンドをもつピッコリンに対し、早田はミドルへのロングサーブを多用しつつ終盤で抜け出し、まず第1ゲームを先制。

ピッコリン PHOTO:Itaru Chiba

早田は対右利きでは対応が難しいフォア側を攻められても飛びつきフォアで返し、後陣に下げられてもパワードライブで打ち抜く離れ業を見せ、11-4、11-2と一方的に2ゲームを奪う。

第4ゲームもループドライブや回転系チキータを混ぜてピッコリンの待ちを外して先行。途中ラリーの打ち合いで粘られて1点差まで迫られるも、最後はツッツキを突き刺しストレートで勝利した。

なお次の3回戦は長﨑美柚(木下グループ)との日本勢同士の対戦となった。

試合後のインタビューで早田は「終始自分のいい状態で試合できて、勝ててうれしいです。お母さんが作ってくれたうどんをいつも食べているので、日本食を感じています」と語った。

<世界卓球2023南アフリカ 女子シングルス2回戦>
早田ひな 4-0 ピッコリン(イタリア)
11-7/11-4/11-2/11-8

PHOTO:Itaru Chiba