ルメール騎手がスキルヴィング(牡3、美浦・木村哲也厩舎)で日本ダービー(3歳牡牝・GI・芝2400m)の6年ぶり2勝目を目指す。  ルメール騎手はこれまで日本ダービーに7回騎乗している。初制覇は3回目のチャレンジだった17年のレイデオロ…

 ルメール騎手がスキルヴィング(牡3、美浦・木村哲也厩舎)で日本ダービー(3歳牡牝・GI・芝2400m)の6年ぶり2勝目を目指す。

 ルメール騎手はこれまで日本ダービーに7回騎乗している。初制覇は3回目のチャレンジだった17年のレイデオロ。前半1000mが63秒2という超スローペースの中、向こう正面で早めに好位に取り付き、直線で抜け出す“技あり”の勝利だった。一方、16年はサトノダイヤモンドでハナ差2着、そして昨年はイクイノックスでクビ差2着。あと一歩で戴冠を逃す悔しさを二度も味わっている。

 今年のパートナーは青葉賞を制したスキルヴィングだ。全4戦でコンビを組み、新馬こそ2着に敗れたものの、その後は未勝利、ゆりかもめ賞、青葉賞と3連勝。お手馬の皐月賞3着ファントムシーフを断り、こちらを選んだのは素質を評価しているからに他ならない。

 レイデオロと同じ(有)キャロットファームの勝負服で、待望の日本ダービー2勝目なるか。その手綱捌きから目が離せない。