世界卓球2023南アフリカ<5月20~28日/ダーバン> 21日、女子シングルス1回戦で平野美宇(木下グループ/世界ランク19位)がゾン・ジエン(シンガポール/同55位)をゲームカウント4-0で下し、2回戦に進んだ。6年ぶりのシングルスメダ…

世界卓球2023南アフリカ<5月20~28日/ダーバン> 21日、女子シングルス1回戦で平野美宇(木下グループ/世界ランク19位)がゾン・ジエン(シンガポール/同55位)をゲームカウント4-0で下し、2回戦に進んだ。

6年ぶりのシングルスメダルに向かう初戦の相手は、世界卓球2022(団体戦)で8戦全勝した新生シンガポールのエース。過去の対戦成績は1勝1敗だ。

いきなりロングサーブを多用し、ゾンをのけぞらせつつ両ハンドで攻める平野。第1ゲームは11-5で先制し、その後もフォアが得意なゾンに対し、バック対バックの展開で次々と点を取る。

ゾン・ジエン PHOTO:Itaru Chiba

ゾンがたまらずフォア側にボールを送れば、平野は強化されたフォアハンドで次々と相手を抜く。3球目ストップでも得点するなど、緩急自在の攻めで2、3ゲーム目を連取する。

第4ゲームも、バックドライブでグイグイ押す平野。オールラウンド性の増した卓球でそのまま11-5で奪って勝利。強敵相手に、最高の滑り出しを見せた。

<世界卓球2023南アフリカ 女子シングルス1回戦>
平野美宇 4-0 ゾン・ジエン(シンガポール)
11-5/11-4/11-8/11-5