卓球の世界一決定戦「世界卓球2023南アフリカ」が5月20日(土)に開幕する。

南アフリカで繰り広げられる弱肉強食...負けたら終わりのサバイバル。張本智和(智和企画)、伊藤美誠(スターツ)、早田ひな(日本生命)がニッポン56年ぶりの全種目メダル獲得へ。

昨年の世界卓球では中国トップ選手に2戦2勝。「今年こそは!」と世界の頂点を目指す張本。女子は早田、伊藤の左右のエース。そしてニッポンのお家芸ダブルスには金メダル候補が目白押し。日本代表は56年ぶりの全種目メダル獲得を目指す。

■宇田幸矢(Uda Yukiya)
出場種目:男子シングルス、男子ダブルス、混合ダブルス
世界ランク:20位
生年月日:2001年8月6日
出身地:東京都
所属:明治大学
世界卓球出場回数:2回目
戦型:左シェーク両面裏ソフトドライブ型


【プロフィール】
ツボにハマれば止められない日本の左腕エース候補。2017年東京選手権では15歳で一般の部で優勝し、2018年世界ジュニア選手権では銀メダルを獲得。

さらに2020年の全日本選手権では、決勝で張本智和を破って優勝を飾り、同年のハンガリーオープンでも準優勝した。東京五輪ではリザーブに選ばれ、代表メンバーのバックアップを通して貴重な経験を積んでいる。Tリーグでは琉球アスティーダのエース格として優勝に貢献した。

盟友・戸上とのダブルスでもアジアジュニア&カデット卓球選手権やアジア選手権で優勝し、2021年の世界卓球では銅メダルを獲得。

2022年のシンガポールスマッシュ3位、2022年アジアカップベスト4など、国際大会でコンスタントに結果を出している。今大会は篠塚大登の欠場に伴い、3種目でメダルが期待される。


【プレースタイル】
フットワークを生かしたフォアドライブの威力は抜群で、チキータや前陣バックハンドにも定評がある。回転量のある投げ上げサーブも一級品。対外国人選手に強く、世界ランク(20位)は日本男子で現在2位。

【主な戦績】
年 大会 成績
2022年 アジアカップ シングルス ベスト4
2022年 シンガポールスマッシュ シングルス ベスト4
2021年 世界卓球 ダブルス 銅メダル
2021年 アジア選手権 ダブルス 金メダル
2020年 全日本選手権 シングルス 優勝

<大会概要>
大会名称:2023年世界卓球選手権ダーバン大会(個人戦)
開催期間:2023年5月20日(土)〜28日(日)
会場:南アフリカ・ダーバン

出場選手:
■男子選手
張本智和(智和企画)
戸上隼輔(明治大学)
及川瑞基(木下グループ)
吉村真晴(TEAM MAHARU)
宇田幸矢(明治大学)

■女子選手
伊藤美誠(スターツ)
早田ひな(日本生命)
木原美悠(木下グループ)
平野美宇(木下グループ)
長﨑美柚(木下グループ)

出場種目:
男子シングルス(5名)張本智和、吉村真晴、戸上隼輔、及川瑞基、宇田幸矢
女子シングルス(5名)早田ひな、伊藤美誠、平野美宇、木原美悠、長﨑美柚
男子ダブルス(2組)張本智和/吉村真晴、戸上隼輔/宇田幸矢
女子ダブルス(2組)伊藤美誠/早田ひな、木原美悠/長﨑美柚
混合ダブルス(2組)張本智和/早田ひな、宇田幸矢/木原美悠