2023年のマーチS(GIII)を制し、今月4日のかしわ記念で3着に入ったハヤブサナンデクン(牡7、栗東・吉村圭司厩舎)が11日、JRAの競走馬登録を抹消した。今後は東京競馬場で乗馬になる予定。同日、JRAがホームページで発表した。  …

 2023年のマーチS(GIII)を制し、今月4日のかしわ記念で3着に入ったハヤブサナンデクン(牡7、栗東・吉村圭司厩舎)が11日、JRAの競走馬登録を抹消した。今後は東京競馬場で乗馬になる予定。同日、JRAがホームページで発表した。

 ハヤブサナンデクンは父ゴールドアリュール、母ホワイトクルーザー、母の父クロフネという血統。叔母に15年のチャンピオンズC(GI)など、ダートで重賞6勝を挙げたサンビスタがいる。

 18年12月に阪神競馬場の2歳新馬戦でデビュー。道中3番手から上がり最速の末脚を繰り出し、5馬身差の圧勝を飾る。その後もコンスタントに勝ち星を重ね、22年2月の瀬戸Sを勝ってOP入り。

 5度目の重賞挑戦となった23年のマーチSで重賞初制覇を果たすと、同年5月のかしわ記念でも3着に好走。しかし同レース後には、右前浅屈腱炎が判明し9ヶ月以上の休養を要する見込みと発表されていた。通算成績は22戦6勝。

(JRAのホームページより)