■5月10日/J1リーグ第10節 浦和レッズ0-2サガン鳥栖 (埼玉スタジアム) AFCチャンピオンズリーグ決勝を戦う関…

■5月10日/J1リーグ第10節 浦和レッズ0-2サガン鳥栖 (埼玉スタジアム)

 AFCチャンピオンズリーグ決勝を戦う関係で延期となっていたこの一戦。DF酒井宏樹はベンチ外。MF小泉佳穂やMF関根貴大、FW興梠慎三がベンチスタートとなった。

 両者とも攻守にアグレッシブなスタイルが持ち味だけに、立ち上がりから激しく攻め合い、どちらもチャンスを作り続けた。

 前半をスコアレスで終えたが、後半になっても拮抗した状況は続き、60分には興梠と関根を投入。攻撃のギアを上げ「点を取りに行くぞ」というメッセージを指揮官はピッチに送った。

 関根は「前半が終わる前に“後半から行くよ”と言われていました。サイドで張るだけでなく、中で受けるプレーをしないと相手は付いてきていたので、そのイメージを持っていた」と話すと「(鳥栖が)前から来るのは分かっていて、上手く外せたシーンもありますが難しい部分はありました」と続けた。

 そんな状況で、先にスコアを動かしたのは鳥栖だった。70分、縦パスが引っかかり、右サイドからクロスが上がるとDFマリウス・ホイブラーテンに当たる。これを回収したMF長沼洋一が左足を強振しネットを揺らされた。

 そして75分にはゴール前でのビルドアップのミスからボールを鳥栖に奪われると最後はMF手塚康平にニアサイドを打ち抜かれた。

■この敗戦から何を学ぶのか

 AFCチャンピオンズリーグで優勝し、中3日での試合。強度の高い決勝戦を戦った疲労やメンタル的にも難しいモノがあったことは否めない。全体的を通して出足の一歩が遅れていた印象もある。またシュートは相手の6本に対し16本。最後の質が足りていなかった。

 関根は「(難しい試合になることを)それは全員が分かっていたので、全員が意識をしてプレーしたが、1失点して難しいゲームにしてしまった」と悔しさを滲ませた。

 終盤にはDFマリウス・ホイブラーテンを前線に上げてパワプレーで得点を狙うが、スコアは動かず0-2で敗戦。公式戦の無敗記録は13試合でストップとなった。

 リーグ優勝を狙う中、大事な一戦をモノにできなかったが、関根は力強く次のように言う。
「負けなしが途絶えて新たなスタートだと思った。スタメン争いも含めて、またやっていかないといけない。このまま同じメンバーだと思っていませんし、それでは絶対にリーグを取れない。自分を含めて気を引き締めないといけない」

 次節、浦和は14日にホームでガンバ大阪を迎えるが「切り替えてやるしかない。中3日で良い準備をしたいです」(関根)と前を向いた。

 この敗戦から何を学ぶのか。それが問われる一戦になりそうだ

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