2017年6月24日、静岡県伊豆下田で開催された、JPSAジャパンプロサーフィンツアー2017 ショートボード第2戦『伊豆下田CHAMPION PRO Presented by LesPros entertainment』にて、大会初の試み…

2017年6月24日、静岡県伊豆下田で開催された、JPSAジャパンプロサーフィンツアー2017 ショートボード第2戦『伊豆下田CHAMPION PRO Presented by LesPros entertainment』にて、大会初の試みとなる「ブラインドサーフィン」を体験するイベントが行われた。

サーフィンが、2020年東京オリンピックの正式種目に決定し、注目を集める中、行われた今回の「ブラインドサーフィン」のイベント。
1996年アトランタパラリンピック走り高跳びで銅メダル、2000年シドニーパラリンピック自転車競技で金メダルを獲得した、葭原滋男氏を中心に、「ブラインドサーフィン」経験者のプロサーファーの大橋海人選手、水野亜彩子選手に加え、初挑戦となるプロサーファーなど計9名が参加した。

まず、普段から趣味でサーフィンをするという葭原滋男氏が海に入り、サーフィンを披露すると周囲からは歓声と拍手が起こった。
その後、プロサーファー選手達がアイマスクを着用し、波に乗ろうとするも、「目が見えない」という慣れない環境に皆大苦戦。プロサーファー達は、幾度となく「ラスト1回!」の声を上げ、うまく波に乗れるまで挑戦し続けた。
今回の「ブラインドサーフィン」のイベントに参加した葭原氏は、「ブラインドサーフィンを知ってもらえて良い機会でした。いつかブラインドサーフィンの大会が開催されたら嬉しいです。」と意欲を見せると、プロサーファーの大橋海人は、「選手として、このような機会を設けられたことを大変嬉しく思います。プロサーファーとして学んだことも多く、貴重な経験ができました。」とコメントを寄せた。
2020年の東京オリンピック・パラリンピックは、初の正式種目となった「サーフィン」にも是非注目してみてはいかがだろうか。