5月9日、川崎フロンターレはFC東京戦(12日・国立競技場)に向けて川崎市内で練習を行った。その後、FW小林悠が取材に…

 5月9日、川崎フロンターレはFC東京戦(12日・国立競技場)に向けて川崎市内で練習を行った。その後、FW小林悠が取材に応じた。

 5月3日に行われた京都戦で劇的な決勝弾を奪い、チームに連勝をもたらした小林。その試合の前、得点を奪うために見ていたというのが、次男が泣きながら父親のゴールを求める映像だった。その映像をさらにハーフタイムにも見ることで、ゴールへの気持ちを高めていたという。

 そのため、決勝弾を決めた直後には、クラブの広報が撮影するカメラに向かい、子どもの名前を叫んだうえで、「見たか⁉」と大声を張り上げた。さらに、「これがパパだぞ!」とも続けたのだ。

 その映像を、クラブは公式ツイッターに投稿。「#これがパパだぞ」と付けられたこの動画は、大きく話題となっていた。

 その後、子どもが喜んでいる動画が小林に送られてきたというが、「でも、ユニフォームを脱いでイエローカードをもらうのはダメだよー。気を付けようね」と、ゴールパフォーマンスについてダメ出しを受けており、小林も「その通りだと思いました(笑)」と笑いながら振り返るしかなかった。

■「完全にパパの影響を受けてました」

 さらに、「#これがパパだぞ動画」に子どもたちは「喜んでましたね」と言うが、意外な影響も。「次の日に試合があって、子どもたちがママに向かって“見てろよ”って(笑)。完全にパパの影響を受けてました」と、まさかの事態を明かすのだ。それでも、「かわいい」と思わず口元をほころばせるのだった。

 現在、チームは「本当にみんないい意識で取り組んでいる」という。そんな中でも、小林をはじめとしてチームの得点への意識はより高まっており、「複数得点を狙っていかないと、勝てる試合も落としてしまうことがこれから増えていくと思う」とも話す。

 多摩川クラシコに向けては、「たくさんのサポーターが来てくれるからこそ、勝って笑顔で帰ってもらいたいという気持ちが強い」と意気込む。

 多くの視線が集まる国立競技場で勝利を手にできるか。小林のフィニッシュから目が離せなくなりそうだ。

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