卓球のパリ五輪日本代表選考会・全農CUP平塚大会が、5月6～7日に平塚総合体育館で行われた。

女子シングルス決勝戦で、張本美和（木下グループ）は早田ひな（日本生命）にゲームカウント2-4で敗れ、準優勝となった。

今大会の結果を踏まえ、張本は2024年パリ五輪日本代表選考ポイントで5位（160.5ポイント）に浮上した。


【張本美和 試合後インタビュー】

ーー準優勝という結果について

前回は5位だったので、成長したから今回のこの結果に繋がったと思うので素直に嬉しいです。最後、早田選手との決勝戦は課題が残る試合となって、悔しい気持ちの方が大きいです。

ーー決勝戦で感じた、早田選手の変化は？

自分としては最初から最後まで同じ戦術の感じがあって、その中で1ゲーム目以降は1本多く返ってくるところが変わってきたと思います。返ってくる分、自分が準備し切れなかったりそういう時に自分のリズムが崩れて。そこら辺が早田さんが終盤につれて変わってきたところかなと思います。

ーー前回は伊藤美誠選手、今回は平野美宇選手とオリンピック選手を倒して選考会で勝ち上がれたことについて

今では勝ってもおかしくないと思えるくらいに練習してきたので、今後も勝つことが止まらなければいいと思います。

相手に探られる中でも成長を止めずに自分らしくプレーできるように、これからも頑張りたいと思います。

ーーパリ五輪に向けての思いは？

今大会からポイントが2倍になっているので、自分としては世界選手権やアジア競技大会には出られない分、こういう選考会や国内大会の一つ一つが大事になってくると思います。今回のようにもっと結果を出せるように、頑張っていきたいです。