1回1/3を投げ3失点で降板した藤浪。これで防御率は13・94となった(C)Getty Images アスレチックスの藤…

 

1回1/3を投げ3失点で降板した藤浪。これで防御率は13・94となった(C)Getty Images

 

 アスレチックスの藤浪晋太郎は現地時間5月7日(日本時間8日)、敵地で行われたロイヤルズ戦で2番手として7回から救援登板した。しかし、8回途中まで投げ、打者8人に対し被安打4、3失点を喫するなどこの日も苦しい内容となった。

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 1-2とアスレチックスが1点を追う展開の終盤、藤浪はマウンドを託され、下位打線から始まる7回は1人に安打を許すも、無失点にしのいだ。しかし、クリーンナップを迎えた8回は一転、打ち込まれる場面が続くことに。3番のサルバドール・ペレスにスプリットをセンターにはじき返されると、続くMJ・メレンデスにもフルカウントからの変化球をライト前に運ばれた。5番のニック・プラットにはカウント3-1からど真ん中のストレートをとらえられ、右中間を深々と破る2点タイムリー。痛恨の3連打を浴び、8回1死で降板を告げられている。

 結局、この日の藤浪の投球内容は1回1/3で自責点3、接戦を展開していたゲームを壊すという極めて後味の悪い結果となった。現在、ア・リーグ西地区で最下位に沈んでいるアスレチックスは、このロイヤルズとのカードにおいて前日まで今季初の連勝を飾っており、3タテを狙っていたチームにとって、日本人右腕の終盤でのリリーフ失敗は痛恨のものとなってしまった。

 試合後、米メディア『SBNATION』でもこの日のゲームレポートを配信し、トピックには「アスレチックス、ロイヤルズに5-1で敗戦、スイープ(3連勝)できず」と銘打たれている。その中で、同メディアは以下の様に、この日の登板を振り返っている。

「1-2となり、アスレチックス監督のマーク・コッツェイはゲームを繋げるためにシンタロウ・フジナミをマウンドに送った。しかし残念ながら、防御率13・50でこの試合に臨んだフジナミの悪夢は続いた」

 また、3連打を浴びた内容なども紹介され、その上で「ゲームは1-5で終了し、今シーズンのオークランドにとって最高のチャンスだったものの、スイープを逃した」と連勝が止まったことを強調。他にも、低迷が続くアスレチックスの苦しい現状にも言及しながら「明日からヤンキースタジアムでシリーズが始まる。最下位からの脱却を目指す戦いは続く」と綴られ、記事は結ばれている。

 2日前のロイヤルズ戦初戦に続いて、またも結果を残すことが出来なかった藤浪。厳しい現実が突き付けられるも、大きく負け越しているチームともども、自信を取り戻すことが何よりも先決と言えるだろう。

 

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

 

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