「一つ、二つ、三つ」。土俵のそばで4人がかけ声をあげながら、足を大きく振り上げ、四股を踏む。その様子を見守っていた高山和典監督(37)は、「その四股めちゃくちゃいいから、しっかり続けられるように」と部員らに負けない大声を張り上げた。 北海…

 「一つ、二つ、三つ」。土俵のそばで4人がかけ声をあげながら、足を大きく振り上げ、四股を踏む。その様子を見守っていた高山和典監督(37)は、「その四股めちゃくちゃいいから、しっかり続けられるように」と部員らに負けない大声を張り上げた。

 北海道栄(白老町)の相撲部の稽古だ。部員4人のうち3人が道外出身者で、竹林顕信さん(3年)も相撲をとるために愛知県からやって来た。(続きを読む>>