5月13日に放送されるテレビアニメ『名探偵コナン』(読売テレビ・日本テレビ系)で、川崎フロンターレのMF橘田健人とFC…

 5月13日に放送されるテレビアニメ『名探偵コナン』(読売テレビ・日本テレビ系)で、川崎フロンターレのMF橘田健人FC東京のMF松木玖生が本人役として出演する。

 2人が声優に初挑戦したのは、4月下旬のこと。舞台は都内にあるスタジオだ。13日18時から放送される同アニメの1083回目は、題して「Jリーグ決戦の舞台裏」。多摩川クラシコを舞台に描かれた独自ストーリーの中で、本人役として声優に挑んだのだ。

 声優初仕事を終えたばかりの橘田は、「めちゃくちゃ難しかったです。声優さんはすごいなって改めて思いました」と苦笑い。その難しさを、「(現場が)シーンとしてて、しゃべるときに緊張して声が出なかったです。“ウォー”で10分くらいかかりました」と振り返る。

 この「ウォー」とは、シュートを打つ前の走る場面でのもので「他(のセリフ)は何回かで(OKが出ましたけど)、“ウォー”が一番苦戦しました」と言う。

 一方の松木は、「自分もすごく難しかったです。でも、こういう経験ができて、楽しかったなと思います」としながらも、「10分はかからなかったです」と橘田を見ながらニヤリ。多摩川クラシコのライバルを前に、機先を制する構えを魅せた。

■「今回は負けました」とまさかの完敗宣言

 さらに松木の攻めの姿勢は止まらない。現在、大ヒット公開中の『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』について、「こないだ映画も観ました。面白かったです。4Dで見たので、水しぶきが出てきて、それもいいなと」と、劇場版作品をすでに鑑賞したことを明かし、「(映画は)まだ観てないです」とする川崎のキャプテンに猛プレスをかけたのだ。

 それでも橘田は、見どころについて「やっぱり“ウォー”ですね」と泰然自若の姿勢を崩さなかった。

 放送の前日である5月12日には、41回目を数える伝統の「多摩川クラシコ」が行われる。このダービーマッチは「Jリーグ30 周年記念マッチ」として、舞台を国立競技場としている。19時30分に行われるこの試合は日本全国から視線を集める。

 この決戦に向けて松木は、「昨年2度負けているんで、しっかり国立で勝てるように準備していきたい」と意気込めば、橘田は「多摩川クラシコっていうすごい試合を国立でできるので、しっかり勝ってフロンターレらしいサッカーをしたい」と応戦。

 さらに、橘田が「ゴールに直結するプレーをしたいので、自分がゴールを決めたり、ボールを奪って得点につながるようなプレーができればいい」と自身のプレーについて語れば、松木も「自分もゴール・アシストにもっとこだわってやっていかないといけないと思うんで、そこを見てほしい」とアピールした。

 試合に向けてはお互い譲らない姿勢を崩さなかったものの、声優ぶりについては橘田が松木に「自分より上手でした。今回は負けました」とまさかの完敗宣言。松木は、「若さが出たかな」と勝因を分析した。

■仲のいいチームメイトにコナン出演をうらやましがられる

 Jリーグは30周年を記念したスペシャルマッチとして、12日に「FC東京―川崎フロンターレ」(国立/19時30分キックオフ)、14日に「鹿島アントラーズ名古屋グランパス」(国立/13時30分キックオフ)を予定。豪華ゲストが来場するなど、節目を祝福するとともに、より多くの人にサッカーを楽しんでもらう仕掛けを用意している。

 その両マッチに挟まれる形で13日に放送されるJリーグとコラボの『名探偵コナン』。放送時間は18時からで、両チームのサポーターはもちろん、サッカーファン必見の回となる。

【取材メモ 1】
 松木は、自身を描いたキャラクターに対して、「金髪だったら100点でした」。コナンについては「空を飛んですごいシュートを打って、身体能力はすごい高かった」と笑わせた。

【取材メモ 2】
 橘田は「仲の良い遠野大弥がめっちゃコナンが好きで、うらやましがられました。“俺が行きたい”って言われました」と明かしている。

【多摩川クラシコ】
多摩川を挟んで対峙するFC東京と川崎フロンターレのダービーマッチ。1999年に行われた4月4日のJ2リーグ戦を1回目とし、リーグ戦では今回が41回目。昨シーズンは2度とも川崎フロンターレが勝利している。

 戦績は川崎が21勝9分10敗で大きく勝ち越しているが、中村憲剛氏は今回の対決を前にした本誌の取材に「その時の順位は関係ないんですよ。ここで負けるっていうのは後世に残るんですよ」と説明する。

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