■大阪…

■大阪エヴェッサvs茨城ロボッツ(@おおきにアリーナ舞洲)

GAME1:5月6日17時5分 GAME2:5月7日17時5分

 大阪エヴェッサは前節、琉球ゴールデンキングスに2連敗を喫した。ショーン・オマラが欠場したなか、ゾーンディフェンスをはじめ、鈴木達也や合田怜による好守も見せたが、GAME1は64-75で及ばず、GAME2も72-86で敗戦。ディージェイ・ニュービルが厳しいマークに遭いながら2戦合計で37点を奪ったものの、3ポイントシュート成功を封じられてしまった。

 大阪は26勝32敗で西地区5位。ただ、シーズン最終戦となるホームゲームでは15勝13敗の戦績だけに、勝ち越しのまま締めくくりたい。迎え撃つ好調の茨城ロボッツに対しては、そのけん引役であるチェハーレス・タプスコットに警戒が必要だ。マッチアップが予想されるニュービルやアイラ・ブラウンの働きが重要で、相手外国籍選手同士の連携プレーにも、チームで食い止めたい。

 茨城は3連勝でアウェーに乗り込む。前節は秋田ノーザンハピネツとのGAME1を91-82で制し、GAME2は89-75の逆転勝ち。タプスコットがスコアリーダーとなるなか、ディフェンスで踏ん張り、素早くオフェンスに転じる試合運びが成長を遂げている。とりわけ、GAME2は後半の失点を26点にとどめ、福澤晃平や中村功平などのスティールで流れを一気に引き寄せた。

 茨城は勢いままにシーズン最長の4連勝を狙う。そのためにも、ニュービル封じが必要になる。ディフェンスに長けた鶴巻啓太やタプスコットを中心に、司令塔をタフショットへ追い込みたい。防御が機能すれば、直近3戦で1試合平均90点超えの攻撃が勢いづく。さらに、フリースロー成功率でリーグトップを堅持する平尾充庸の個人タイトル獲得にも注目だ。

文=大橋裕之

■ロスター

・大阪(HC:マティアス・フィッシャー)

エリエット・ドンリー

井手拓実

星野零志

橋本拓哉

竹内譲次

合田怜

飯尾文哉 ※特別指定

カイル・ハント

ディージェイ・ニュービル

木下誠

アイラ・ブラウン

鈴木達也

ショーン・オマラ

・茨城(HC:リチャード・グレスマン)

トーマス・ケネディ

福澤晃平

浅井修伍※特別指定

多嶋朝飛

荻沼隼佑 ※ユース育成特別枠

チェハーレス・タプスコット

中村功平

キャメロン・クラットウィグ

山口颯斗

エリック・ジェイコブセン

山口哲平 ※ユース育成特別枠

鍵冨太雅

平尾充庸

鶴巻啓太

林翔太郎

ジャワラジョゼフ