1996年、クラシック参戦が当時叶わなかった外国産馬に門戸を開くGIとして新設された一戦。現在は中距離だと距離が長い…

 1996年、クラシック参戦が当時叶わなかった外国産馬に門戸を開くGIとして新設された一戦。現在は中距離だと距離が長い馬にとっての3歳春の最大の目標と位置付けられている。歴代の優勝馬からシーキングザパールやエルコンドルパサーをはじめ、クロフネ、アドマイヤマーズなど国内外で活躍していく馬が多く輩出されている。

1.距離延長は苦戦

 過去10回で、前走から距離延長となる馬は[1-2-1-34]で複勝率10.5%と苦戦傾向。対して、前走から距離短縮となる馬は[3-4-3-32]で複勝率23.8%、前走もマイルだった馬は[6-4-6-84]で複勝率16.0%。

2.近年は差しが決まっている

 昨年は4角16番手だったマテンロウオリオンが2着に追い込み、4角14番手だったカワキタレブリーが18番人気ながら3着に食い込んだ。また、21年は4角9・7番手の馬がワンツーだった。近年に関しては20年を除き、差し追い込み馬の活躍が多い。

3.持ち時計はあるか

 例年1分32秒台の高速決着になるレースで、持ち時計がない馬は苦戦気味。過去10回の勝ち馬10頭中8頭には、それ以前に芝マイルを1分33秒台以下で走破した経験があった。該当しない2頭に関しても、13年のマイネルホウオウは1分34秒1、昨年のラウダシオンは1分34秒0の時計を持っていた。

 モリアーナは新馬戦を東京マイルで勝ち、2走前のクイーンCでもタイム差なしの3着に好走しているように東京コースは合う。前走のニュージーランドTでは中山ながら力を見せており、東京に替わるここなら牡馬相手のGIでも勝負になると見る。