男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は2日、シングルス4回戦が行われ、第4シードのS・チチパス(ギリシャ)が世界ランク42位のB・ミラリェス(スペイン)を6-3, 6-1のストレ…

男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は2日、シングルス4回戦が行われ、第4シードのS・チチパス(ギリシャ)が世界ランク42位のB・ミラリェス(スペイン)を6-3, 6-1のストレートで破り、2年連続3度目のベスト8進出を果たした。
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世界ランク5位のチチパスは今季、1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で準優勝。しかし、その後は2回戦敗退、3回戦敗退が続くと3連覇を目指し出場した先月のロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)では準々決勝敗退。それでも続くバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500)では準優勝している。
ムチュア・マドリッド・オープンに出場するのは今回が5度目であり、2019年に準優勝、昨年は4強入りしている。今大会、シードのため初戦となった2回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク93位のD・ティーム(オーストリア)、3回戦で第25シードのS・バエス(アルゼンチン)を下し、勝ち上がりを決めた。
この日、開始早々の第1ゲームからブレークチャンスを掴んだチチパスは第3ゲームでブレークに成功。その後はブレークを奪い合いゲームカウント3-3となる。それでも第7ゲームから3ゲームを連取したチチパスが第1セットを先取する。
続く第2セット、チチパスは第2ゲームで先にブレークに成功。直後の第3ゲームでブレークバックを許すも第4ゲームから4ゲームを連取し、1時間13分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにチチパスのコメントを掲載し「彼(ミラリェス)は僕のサービスゲームのいくつかでかなり強く出てきた。サーフェスを熟知しているスペイン人と対戦するのは決して簡単ではないよ。序盤は難しかったけど、その後は考える時間を作ってポイントを組み立てたよ」と語った。
勝利したチチパスは準々決勝でラッキールーザーで本戦入りした世界ランク65位のJ・シュトルフ(ドイツ)と対戦する。シュトルフは4回戦で同67位のP・カチーン(アルゼンチン)を7-6 (9-7), 6-7 (7-9), 6-3のフルセットで下しての勝ち上がり。
同日には第1シードのC・アルカラス(スペイン)、第10シードのK・ハチャノフ、第17シードのB・チョリッチ(クロアチア)、世界ランク99位のジャン・ジジェン(中国)、ラッキールーザーで本戦入りした同92位のD・アルトマイアー(ドイツ)、予選を勝ち上がった同121位のA・カラツェフが8強に駒を進めている。

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