男子テニスのサルデーニャ・オープン(イタリア/カリアリ、クレー、ATPチャレンジャー)は3日、世界ランク117位の綿貫陽介と第8シードのT・モンテイロ(ブラジル)のシングルス1回戦が行われたが、6-4, 4-2の時点でモンテイロが途中棄権…

男子テニスのサルデーニャ・オープン(イタリア/カリアリ、クレー、ATPチャレンジャー)は3日、世界ランク117位の綿貫陽介と第8シードのT・モンテイロ(ブラジル)のシングルス1回戦が行われたが、6-4, 4-2の時点でモンテイロが途中棄権したため、綿貫が初戦突破を果たした。
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25歳の綿貫は今季、1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で予選を勝ち抜くと本戦1回戦で勝利し、四大大会初白星を飾った。さらに3月のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)では予選2試合を勝ち抜き本戦出場を果たすと、同じく予選から出場したB・ペール(フランス)を下し「ATPマスターズ1000」本戦で初白星を挙げている。
また、チャレンジャー大会に出場するのは今季4度目。1月のP2アドヴィサリー・キャンベラ国際(オーストラリア/ベンディゴ、ハード、ATPチャレンジャー)と2月のアビエルト・GNPセグロス(メキシコ/モンテレイ、ハード、ATPチャレンジャー)で4強入りしている。
モンテイロとは初の顔合わせ。しかし、ツアー予選では2019年のウインブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)予選3回戦で対戦しており、そのときはモンテイロが勝利している。
この日の第1セット、綿貫はファーストサービスが入ったときに全てのポイントを獲得。1度もブレークチャンスを与えず、リターンゲームでは第5ゲームでブレークに成功し、先行する。
続く第2セット、綿貫は第1ゲームでいきなりブレークに成功。第3ゲーム終了時にはモンテイロがメディカルタイムアウトを取る。その後、プレーを続けたモンテイロだが第6ゲーム終了時点で棄権を表明した。試合時間は1時間20分。
勝利した綿貫は2回戦で世界ランク110位のB・ゴヨ(クロアチア)と同306位のS・トラヴァグリア(イタリア)のどちらかと対戦する。
また、今大会には日本勢が単複で合わせて4名出場。シングルスでは第1シードで西岡良仁、世界ランク109位のダニエル太郎が参戦し、ダブルスではマクラクラン勉/ A・ヨランソン(スウェーデン)(スウェーデン)組が出場する。西岡は2回戦からの登場で、ダニエルは2日に行われた1回戦で同107位のA・コバチェビッチ(アメリカ)をフルセットで下し初戦を突破している。

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