デビスカップとフェドカップは、テニスの"ワールドカップ"となるべく、力を合わせることを予定している。 2018年から、男子と女子のナショナル・チーム大会は、大会の注目度を高めようとする試みから、同じ屋根の下で合同開催されることになった。最…

 デビスカップとフェドカップは、テニスの"ワールドカップ"となるべく、力を合わせることを予定している。

 2018年から、男子と女子のナショナル・チーム大会は、大会の注目度を高めようとする試みから、同じ屋根の下で合同開催されることになった。最初の3年、大会はスイス・ジュネーブで行われることになると国際テニス連盟(ITF)は明かした。

「この歴史的大会の潜在能力を最大限に引き出せるようするため、変更は必要だった」と、ITF会長のデビッド・ハガティは声明文の中で言った。

 この変更案はまだこれから、8月にベトナムで行われる連盟の総会で可決されなければならない。

 2018年11月から、デ杯とフェド杯の決勝は1万8000人の観客収容数を誇るパレクスポの室内ハードコートを舞台とすることになる。ジュネーブは最初のホスト国となるための戦いで、招致を希望したほかの5都市に打ち勝った。候補となっていた他の都市は、コペンハーゲン(デンマーク)、マイアミ(アメリカ)、イスタンブール(トルコ)、トリノ(イタリア)、武漢(中国)だった。(C)AP(テニスマガジン)

※写真は2017年2月に行われたフェドカップ1回戦「スイス対フランス」戦の様子。会場は2018年からデビスカップとフェドカップの決勝の舞台となる予定のスイス・ジュネーブにあるパレクスポ。(写真◎Getty Images)

Photo: Illustration General View during the FED Cup first round between Switzerland and France at Palexpo on February 11, 2017 in Geneva, Switzerland. (Photo by Sindy Thomas/Icon Sport) (Photo by Sindy Thomas/Icon Sport via Getty Images)