男子テニスのツアー下部大会、オストラグループ・オープンbyモネータ(チェコ/オストラバ、ATPチャレンジャー)は29日にシングルス準決勝が行われ、世界ランク222位の望月慎太郎は同206位のZ・コラー(チェコ)に3-6, 6-2, 2-6…

男子テニスのツアー下部大会、オストラグループ・オープンbyモネータ(チェコ/オストラバ、ATPチャレンジャー)は29日にシングルス準決勝が行われ、世界ランク222位の望月慎太郎は同206位のZ・コラー(チェコ)に3-6, 6-2, 2-6のフルセットで破れ、チャレンジャー大会で今季2度目の決勝進出を逃した。
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19歳の望月は今年3月のテキサス・テニスクラシック(アメリカ/ウェーコ、ハード、ATPチャレンジャー)で今季初めてチャレンジャー大会で8強入り。今月のチッタデーリャ・ディスフィーダ・オープン(イタリア/バルレッタ、クレー、ATPチャレンジャー)ではチャレンジャー大会のシングルスで初優勝を飾り、4月10日付のATP世界ランキングでキャリアハイの216位を記録している。
今大会、望月は全試合逆転勝ちで準決勝まで勝ち上がっており、ここまでの3試合で約6時間半を戦っている。
準決勝の第1セット、サービス時のポイント獲得率が48パーセントに留まった望月は2度のブレークを許し、この試合も相手に先行を許す。
続く第2セットでも第3ゲームで先にブレークを許した望月だったが、ここから相手のサービスゲームで3度ブレークに成功し1セットオールに追いつく。
迎えたファイナルセット、序盤からお互いにキープを続けるも第5ゲームでこのセット初めて望月が与えたブレークポイントをものにしたコラーがブレークを果たす。さらに第7ゲームでもブレークを許した望月は、2時間4分で敗れチャレンジャー大会で今季2度目の決勝進出とはならなかった。
望月は敗れたものの今大会の結果により、21歳以下で年間ランキング上位8名が出場できる最終戦ネクスト・ジェネレーションATPファイナルズの出場権をかけた争いで、現段階で10位に浮上した。
現在このランキングの1位は世界ランク2位のC・アルカラス(スペイン)、2位は同7位のH・ルーネ(デンマーク)となっているが、昨年の同大会はアルカラスは怪我の影響で、ルーネはNitto ATPファイナルズ(イタリア/トリノ、室内ハード)の補欠として会場で待機することとなったため欠場している。

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