■ブレークアップ

今年1月に、美浦の黒岩陽一厩舎から栗東の吉岡辰弥厩舎へ転厩したブレークアップは、3月の阪神大賞典から始動。転厩初戦だったうえに、松山騎手とのコンビ、阪神コース、3000mとすべてが初めてだったが、レースではうまく折り合い、最後は2着ボルドグフーシュにクビ差まで迫っての3着に健闘している。初物づくしだったことを思えば、復帰戦としては上々の内容。

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3走前のアルゼンチン共和国杯で重賞初制覇。ラスト5Fで11秒台が連発する苦しい展開を、好位から力強く抜け出し、そのまま押し切っている。この勝ちっぷりから、京都外回りの4コーナーにある下り坂を使ったスパートの競馬が合いそうで、ゆったり進められる広いコースも歓迎。初となる淀のコースは、おあつらえ向きの舞台だろう。

叩き良化タイプなだけに久々を使われて調子を順当に上げてきており、中間の気配は前走以上と上積み大。実績はGII・1勝のみと今回は胸を借りる立場ではあるものの、上昇度で勝負圏内と見た。人気も手頃で、高配当を演出する資格は十分。

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著者プロフィール

山田剛(やまだつよし)●『SPREAD』編集長 元・競馬月刊誌の編集長で、現在はスポーツの未来を読みとくメディア『SPREAD』の編集長。1995年マイルCSの16番人気2着メイショウテゾロの激走に衝撃を受けて以来、穴馬予想を追求し続けている。「ウマ娘」はゴールドシップ推し。

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