パラスポデザインカレッジの活動として、共生社会の実現を目指す大学生同士、意見交換会として上智大学Go Beyondのメン…

パラスポデザインカレッジの活動として、共生社会の実現を目指す大学生同士、意見交換会として上智大学Go Beyondのメンバーを招待し、インタビューを行った。

今回の取材内容はシリーズ4本に分けて公開していく、

最終回となる、4人目は何川遥香さんへイベント開催する上で意識しているポイントなど中心にお話しを伺った。

~インタビュー~

▲インタビュー時の様子

―スポーツに関するイベントを開催するときに意識していることはありますか

何川「トレンドを常に意識しています。ポスターにある『スポーツが世界をつなぐ一週間』では、ちょうどサッカーワールドカップと時期が一緒だったので、2022のサッカーワールドカップと、2023のラグビーワールドカップをつなごうという思いから開催をしました。決勝戦ではどちらが勝つかを投票して見たり、ラグビーはこの後ワールドカップが控えているので体験してもらったりなど、皆が関心あるスポーツってなんだろうと考えて、サッカーに関するイベントを開催しようとなったときにブラインドサッカーの体験会をしようとする切り口、考え方は常に持っています。」

―観戦会のようなイベントは理念を基に行われているのですか

何川「イベントはまずきっかけであって、スポーツをきっかけに最終的なゴールである共生社会の実現を達成するために、ただ楽しかったなでは終わりにしないというのは気を付けていて、ワールドカップなどの人気な大会からカジュアルに知ってもらって、だんだんと共生社会の実現に近づけるようになりたいなと考えながらやってます」

―参加者に直接体験してもらう体験会のようなイベントではない観戦会などの反響を教えてください

何川「ブラインドサッカーは実は去年もやっていたイベント内容で、大学のサッカー部の方々とコラボして体験会をやってもらうというイベントを開催しました。2021年にもこのイベントを開いたらサッカー部さんはもともと子供たちにサッカーを教える企画をやっていたみたいで、その特別版としてブラインドサッカーを教えるというものをやろうとサッカー部さんの方で決まり、Go Beyondも参加させていただいて一緒にやることにつながったことがあります。私たちの活動がサッカー部さんであったり他の団体さんにも広がっているなというのは感じます」

―PDCの予定するイベントで初めて1から会場を借りて開催するのですが、イベントを開催するときに気を付けていることを教えてください

何川「Go Beyondもそれこそ、一からイベントをつくるいわゆる統括的な役割をちゃんと引き継いでいけるようにするというのがGo Beyondの課題だなと思っていて、一から始めるとなると場所を予約するとか予算を立てるとかそういう所から始まると思うんですけど、結構そこで割と私が統括をすることが多かったので、気を付けていたことは場所を貸して下さっている方々やお金を手配してくださる方々に対してどのような価値を提供できるかといったところを考えるのが大事かなと思っています。

私たちの場合は上智大学を借りてイベントをすることがよくあるのですが、上智側にも何かメリットはないかなというのを考えて企画を出す、関わってくださる方にもさらに価値を提供していくというのを考えながら、頑張りたいなと私も思っています。」

━━━インタビューを終えて(パラスポデザインカレッジ 小野)

イベント開催のノウハウから、開催する意義まで勉強になることばかりでした。中でも印象的なのが、「全ての関わってくださる方たちに価値を提供していくことが大切」とおっしゃっていた部分で、私たちも活動するときはこのことを意識して企画を考えようと思いました。

今回学んだことを次のイベント開催時にも活かしていきたいと思います!

以上、上智大学Go Beyond 会計/team スポーツ所属の何川遥香さんへのインタビューでした!インタビューにご協力いただきありがとうございました。

Go Beyondとは、上智大学を拠点とした学生プロジェクトとして、共生社会の実現を目指し、組織内での勉強会や、学内行事への参加、企業や他大学とのイベント、小中学校への出張授業、オンラインでの配信企画など様々な活動を行っている。

<Go beyond 公式HPはこちら>
https://www.gobeyond-sophia.com/