今週は京都競馬場で天皇賞・春(芝3200m)が行われる。前年覇者のタイトルホルダーに4歳勢が挑む今年のメンバー構成。「ゆっくり下る」淀名物の下り坂が復活する今回、過去2年とはまったく異なる適性が求められそうだ。
京都で施行された2011~2020年、過去10年のデータ分析から浮かび上がったキーワードをもとに出走馬を分析していく。ここでは「プラスデータ」としてボルドグフーシュを取り上げる。
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■ローテーションが追い風に
菊花賞、有馬記念、阪神大賞典とシルバー・コレクターぶりを発揮している近走。勝ちきれない現状をどう捉えるかがポイントだが、惜敗に終止符を打つ可能性を感じるデータをご紹介したい。
・前走から間隔を詰めたローテ時成績【2.1.2.0】
未勝利戦と一宮特別の勝利、さらには勝ち馬とハナ差の菊花賞。「勝ち切るゾーン」に位置する確率がもっとも上がるのがこのローテーションだ。
先週に新装開店を迎えた京都芝。マイラーズCのシュネルマイスターをはじめ、芝外回りでは意外なほど差しが決まっていた。タイトルホルダーをめがけて他馬が追撃を開始する展開は、末脚を身上とするこの馬にとって願ってもないシチュエーション。数々のドラマを生んだ淀の長距離戦で現役トップクラスの鬼脚が炸裂するシーンは想定したい。
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▼競馬ストーリーテラー・田原基成の重賞分析TV「2023天皇賞・春-注目馬分析編」
著者プロフィール
田原基成(たはらもとなり)●競馬評論家 競馬予想の魅力を世に発信し続ける「競馬ストーリーテラー」。予想に対して謎ときに近い魅力を感じており、ローテーション・血統の分野にて競馬本を執筆。現在はUMAJIN内「競馬サロン」にてコラム【競馬評論家・田原基成のいま身につけるべき予想の視点】 執筆中。『SPREAD』ではデータ分析から読み取れる背景を紐解き、「データの裏側にある競馬の本質」を伝えていく。























