女子テニスのツアー下部大会、W15大東建託オープンsupported by JWT50(日本/福井、ハード、ITF1.5万ドル)は27日にシングルス2回戦が行われ、小林ほの香が第1シードのリ・ペーイチ(台湾)を6-3, 1-6, 7-5の…

女子テニスのツアー下部大会、W15大東建託オープンsupported by JWT50(日本/福井、ハード、ITF1.5万ドル)は27日にシングルス2回戦が行われ、小林ほの香が第1シードのリ・ペーイチ(台湾)を6-3, 1-6, 7-5のフルセットで下しベスト8進出を果たした。
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23歳の小林は2018年の全日本ジュニアテニス選手権U18の準優勝者。現在はツアー下部大会を中心に出場しており、シングルスでのタイトルはまだないものの、ダブルスで昨年3大会で優勝を果たした。
小林はこの日の第1セット、第4ゲームと第8ゲームでブレークに成功。自身のサービスゲームでは相手のブレークを1度に抑え先行する。しかし、第2セットは序盤から4ゲームを連取されるなどし1セットオールに追いつかれる。
迎えたファイナルセット、両者1度ずつのブレークを果たし迎えた第9ゲームで小林はブレークを許す。しかし、相手のサービング・フォー・ザ・マッチとなった第10ゲームでマッチポイントをしのぎブレークバックに成功。最後はそこから3ゲーム連取に成功し第1シードを撃破した。
同日のシングルス2回戦では小林のほかに、奥脇莉音、第4シードの伊藤あおい、第8シードの倉持美穂、第6シードの佐藤久真莉、松田鈴子、リュー理沙マリーの7名の日本勢が準々決勝に駒を進めた。
同大会は伊達公子杉山愛神尾米ら元世界ランク50位以内を経験した女子テニス選手の有志が集って発足した団体「Japan Women’s Tennis Top50 Club(JWT50)」が主催する第2回大会。大東建託株式会社が特別協賛をつとめ、前週は大阪で開催。シングルスでは20歳の川口夏実、ダブルスでは伊藤あおい/ 虫賀心央ペアが優勝している。
なお、6月には吉田記念テニス研修センター(千葉県)で第3回大会が開催される予定。
28日のシングルス準々決勝の組み合わせは以下の通り。
小林ほの香 vs 奥脇莉音
(4)伊藤あおい vs (8)倉持美穂
(6)佐藤久真莉 vs 松田鈴子
リュー理沙マリー vs (2)リー・ヤシュアン(台湾)
【JWT50とは】
元世界ランク50位以内を経験した女子テニス選手の有志が集い、日本のテニス界の未来について話し合い、テニスに携わる次の世代へ、様々な機会を提供していくための組織。この活動を通じて、テニスだけではなく、スポーツ、さらには日本で活動をする企業がグローバル社会において「本気で世界を目指せる」環境づくりの一助を担う目的として発足した。
■理事
伊達公子(元世界4位)、杉山愛(元世界8位)、神尾米(元世界24位)
■会員
浅越しのぶ(元世界21位)、小畑沙織(元世界39位)、中村藍子(元世界47位)、長塚京子(元世界28位)、森上亜希子(元世界41位)、奈良くるみ(元世界32位)

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