26日に本戦が開幕する男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は25日、シングルス予選決勝が行われ、第13シードの綿貫陽介が第10シードのP・コトフを6-7 (7-9), 6-3, …

26日に本戦が開幕する男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は25日、シングルス予選決勝が行われ、第13シードの綿貫陽介が第10シードのP・コトフを6-7 (7-9), 6-3, 7-6 (7-3)の逆転で破り、大会初の本戦出場を決めた。
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25歳の綿貫が同大会に出場するのは予選も含めて今回が初。予選1回戦では世界ランク215位のF・デルボニス(アルゼンチン)を6-4, 7-6 (7-5)のストレートで破り、予選決勝に駒を進めた。
この試合の第1セット、綿貫は5本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに83パーセントの高い確率でポイントを獲得し、コトフのブレークを1度に抑えた。ゲームカウント3-5で迎えた第9ゲームではコトフにセットポイントを握られたがこれを凌ぎブレークバックに成功。タイブレークでは先に2度のセットポイントを手にしたが、これを決め切れず逆転されセットを落とす。
第2セットでは互いにサービスゲームをキープし続け終盤へ。4-3で迎えた第8ゲームでブレークに成功した綿貫はサービング・フォー・ザ・セットとなった第9ゲームをキープしセットカウント1-1に追いついた。
ファイナルセット、徐々に調子を上げた綿貫はサービスゲームでわずか7ポイントしか落とさないプレーを披露。コトフに1度もブレークチャンスを与えずにキープを続ける。リターンゲームでは5度のブレークチャンスを決め切れず第1セットと同様にタイブレークに入るが、3度のミニブレークに成功した綿貫が3時間1分の熱戦をものにした。
綿貫は本戦1回戦で世界ランク64位のC・ムーテ(フランス)と対戦する。この試合の勝者は2回戦で第11シードのC・ノリー(イギリス)と顔を合わせる。
その他、本戦には第28シードとして世界ランク34位の西岡良仁が出場。今大会はシード勢が1回戦免除のため西岡は2回戦からの登場となる。

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