ラ・リーガ第31節、ベティスvsレアル・ソシエダが25日にエスタディオ・ベニート・ビジャマリンで行われ、0-0のドローに…
ラ・リーガ第31節、ベティスvsレアル・ソシエダが25日にエスタディオ・ベニート・ビジャマリンで行われ、0-0のドローに終わった。なお、ソシエダのMF久保建英は先発フル出場した。
一時は完全復調の気配を漂わせた5位のベティス(勝ち点48)だが、今月初戦のアトレティコ戦で久々の敗戦を喫すると、今月は1勝3敗と大きく足踏み。前節はオサスナに2-3で競り負けた。この取りこぼしによって勝ち点差が「6」に広がった4位チームとのシックスポインターでは、。
一方、4位のソシエダ(勝ち点54)は前々節のバスク・ダービーに完敗したが、前節のラージョ戦では途中出場の久保を起点とした攻撃から相手のオウンゴールで2-1の逆転勝利。きっちりバウンスバックに成功したその一戦から中2日での上位対決では先発5人を変更。ダビド・シルバらをベンチに置き、久保やブライス・メンデスがスタメンに戻った。
久保を右ウイングに配した[4-3-3]で臨んだソシエダは、[4-2-3-1]のベティスとシステムが噛み合う形に。様子見の攻防がしばらく続く中、久保は開始6分に右サイドでの仕掛けから起点を作り、相手DFにブロックされたものの、ボックス右で早速シュートに持ち込んだ。
早い時間帯のゴールとはならなかったが、以降もボールを握って相手陣内でのハーフコートゲームを展開するラ・レアル。中央を固めるホームチームに対して、外回りでの攻撃が続くが、幾度かボックス内に侵入。決定機まであと一歩という場面を創出していく。
一方、序盤の守勢を凌いだベティスは前半半ばに最初の決定機。27分、ボックス右角でボールを受けたロドリが左足のコントロールシュートをファーポストに飛ばす。だが、このシュートはGKレミロの好守に遭う。
この決定機とクーリングブレイクの短い中断をきっかけに試合の流れはホームチームへ傾く。決定機まで持ち込めないものの、ボール保持率やプレーエリアで押し返すことに成功した。
互いにリスクを冒し切れない上位対決らしいクローズな展開が続いたまま試合は後半に突入。ハーフタイムで動いたのは、より勝ち点3がほしいベティス。グアルダードとロドリを下げてボルハ・イグレシアスとルイス・エンヒキを同時投入し、最前線にイグレシアス、2列目に右からルイス・エンヒキ、カナーレス、アジョセ・ペレスという並びに変わった。
この交代によって後半は完全にベティスが押し込む展開となるが、守護神レミロを中心に要所を締めるソシエダが決定機を許さない。ただ、前半序盤以降はなかなか攻撃の形を作れないアウェイチームは62分にオヤルサバル、イジャラメンディ、ブライス・メンデスを下げて切り札のシルバとメリーノ、バレネチェアを一気に投入した。
久保らと共に時間を作れるシルバの投入でプレーエリアを少しずつ中盤に上げたソシエダだが、敵地での引き分け問題なしというリスクを冒さない攻撃が続き、以降も決定機はおろかほぼシュートまで持ち込めない。そういった中、73分にはセルロートとムニョスを下げてカルロス・フェルナンデスとエルストンドの投入で交代枠を使い切った。
試合終盤にかけてはゴールを奪いたいものの、身体が重いベティスの攻撃をソシエダがことごとく撥ね返していく流れが続く。フル出場が決定した久保は相手のサイドバックの攻撃参加をケアしつつ、カウンター時は積極的にボールを運んで陣地を回復する、チームプレーを徹底。その後、試合終了間際には虎視眈々とカウンターを狙っていたソシエダがメリーノの鋭いミドルシュートで後半最初の枠内シュートを放ったが、これはGKルイ・シウバの守備範囲。
そして、90分間を通して膠着状態が目立ったトップ4争い直接対決は0-0のドローに終わり、敵地で割り切った戦いを貫いたラ・レアルが6ポイント差を維持している。