女子テニスのツアー下部大会、W15大東建託オープンsupported by JWT50(日本/大阪、ハード、ITF1.5万ドル)は23日にシングルス決勝が行われ、20歳の川口夏実が倉持美穂を6-4, 6-1のストレートで下し優勝を果たした…

女子テニスのツアー下部大会、W15大東建託オープンsupported by JWT50(日本/大阪、ハード、ITF1.5万ドル)は23日にシングルス決勝が行われ、20歳の川口夏実倉持美穂を6-4, 6-1のストレートで下し優勝を果たした。
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同大会は伊達公子杉山愛神尾米ら元世界ランク50位以内を経験した女子テニス選手の有志が集って発足した団体「Japan Women’s Tennis Top50 Club(JWT50)」が主催する第1回大会。大東建託株式会社が特別協賛をつとめ、次週に福井県運動公園テニスコート(福井県)、6月に吉田記念テニス研修センター(千葉県)の3大会が開催される。
今大会、川口はノーシードながら全試合ストレート勝ちで決勝に進出した。
この日の決勝戦、第1セットでは両者ファーストサービスが入ったときのポイント獲得率が50%に留まり、サービスキープに苦しむ。第9ゲームまでに互いに3度ずつブレークをする展開となり、川口から5-4で迎えた倉持のサービスゲームとなる第10ゲーム、ここでこのセット4度目のブレークに成功した川口が第1セットを先取。
第2セットは、第1セット同様にサービスキープに苦しむ倉持に対し、川口が2度のブレークに成功。自身のサービスゲームではファーストサービス時のポイント獲得率を77パーセントに向上させ、ブレークを許さずリードを守り切り優勝を決めた。
22日に行われたダブルス決勝では、伊藤あおい/ 虫賀心央ペアが優勝を果たしており、今大会は単複ともに日本勢が優勝を果たした。
【JWT50とは】
元世界ランク50位以内を経験した女子テニス選手の有志が集い、日本のテニス界の未来について話し合い、テニスに携わる次の世代へ、様々な機会を提供していくための組織。この活動を通じて、テニスだけではなく、スポーツ、さらには日本で活動をする企業がグローバル社会において「本気で世界を目指せる」環境づくりの一助を担う目的として発足した。
■理事
伊達公子(元世界4位)、杉山愛(元世界8位)、神尾米(元世界24位)
■会員
浅越しのぶ(元世界21位)、小畑沙織(元世界39位)、中村藍子(元世界47位)、長塚京子(元世界28位)、森上亜希子(元世界41位)、奈良くるみ(元世界32位)