捕手ウォラックは「一生懸命やってくれた。素晴らしくて助けられました」■エンゼルス 2ー0 ロイヤルズ(日本時間22日・ア…

捕手ウォラックは「一生懸命やってくれた。素晴らしくて助けられました」

■エンゼルス 2ー0 ロイヤルズ(日本時間22日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は21日(日本時間22日)、本拠地で行われたロイヤルズ戦に「2番・投手」で投打同時出場し、今季3勝目を挙げた。7回で今季最多11三振を奪い、2安打無失点の好投。チームを連敗ストップに導いた試合後の一問一答は以下の通り。

――監督が冗談半分で「今日は先頭に四球を出さなかった」と言っていた。
「良かったです(笑)」

――カーブをいつもより多めに投げた。
「持っているものを使って投げない意味はない」

――ネトの守備をどう見ているか。
「素晴らしいですね。送球も素晴らしいですし、グラブを引いたのも信頼の証なので、しっかり捕ってくれると思って引いていますし、しっかりとってくれたので素晴らしかったです」

――ウォラックとバッテリーを組んだ。
「素晴らしかったですね。コーナーのボールもしっかりフレーミングしてストライク取れるように一生懸命やってくれたし、打撃もアウトにはなりましたけど素晴らしくて助けられました」

――サイ・ヤング賞くらいのピッチングをしている。
「どうなんですかね。まだ全然早いですし、5試合くらい。とりあえず前半、チームが貯金をつくれるように、今日でイーブンなので5くらいつくれるように、早い段階で勝ち越したいなと思います」

初回から3者連続K「ピッチングどうのこうのより体の状態がよかった」

――前回登板から短くて中3日。長いフライトもあったが体は。
「体調は良かったですね。しっかり寝られてある程度フレッシュな状態で入れたので、あまり気にすることなくいい登板だったかなと思います」

――特に今日トラウトがいない状態で、さらに0に抑える気持ちは強かったか。
「前回もいなかったですし、特に誰がいないからというのはないですけど、シンプルに先制点をやらない、打撃に関しては先制点を取ることが1番勝つ確率が高くなる。そういう野球がしっかりできればいいかなと思います」

――打席の状態は。
「悪くはなかった。そこそこ見えていましたし、センターに飛んだのもいい打撃ではあったので。あそこが抜けるかどうか、ニューヨークでもボストンでもいい打撃のものを捕られたりしていたので、そこが数字的に少しついていないなというところではなるんですけど、もう少し打球角度が上がってくれば今日のも本塁打になるのではないかなと」

――負傷したオハッピーに励ましの言葉はかけたか。
「状態は分からないので、本人が一番残念だと思うし、早い段階で返ってこられるようにサポートしたいし、外れるから負けがこむっていうのは本人的にも1番嫌だと思うので、勝って少しでも楽になれるようにと思っています」

――初回から球が走っていた。
「体の調子自体はよかったので、ピッチングどうのこうのよりは体の状態がよかったです」

ネトを信頼…3回併殺は「捕るよりはスムーズに引いた方が行ける」

――東から西に移動して、今日は球場に来るギリギリまで寝ていたのか。
「ギリギリまでいつも寝ます。東から西はそんなにきつくないので、どちらかというとこっちから遠征で東に行く方が体的にはきついので、今回はそんなにきつくなかったです」

――3回の併殺でゴロを避けたのは遊撃の位置を意識して捕らせようとしたのか。
「そうですね。ネトの守備力というか送球があれば十分アウトになると思ったので、最初捕ろうかなと思ったんですけど、捕るよりはスムーズに引いた方が行けるんじゃないかなと思いました」

――今季投球で一番よくなっていることは。
「まだサンプルが少ないので、四死球がちょっと多いのが一番よくないところ。その分被打率が低いのがいいところ。その両方を両立させるのがいい投手じゃないかなと思います」

――配球を自分で考えることは。
「楽ということはないですね。楽しい部分はある。自分で決めて投げる、責任も出てきますし、何より言い訳できない。自分で決めてあらゆるカウントで考えながらなげるというのは1つ作業は増えますけど、その分楽しい」

――四球が少なかった、立ち上がりで意識したことは。
「特に何も変えてはいない。自分が心地よく投げられる動きをまずしっかり、毎登板中5日、中6日の中で調整してゲームに出ていくというところ。毎回張り方も体の状態も違うので、なるべく同じ風に投げたいところではありますけど、そこが1番難しいところかなと思っています」(Full-Count編集部)