■シュネルマイスター
【中間調整】3歳春にNHKマイルCを制した実力馬。昨年は勝利こそなかったものの、安田記念でクビ2着、マイルCSで0秒3差5着と一線級の力を示している。前走・中山記念は海外帰り初戦かつ距離は1800m、実戦では直線で前が開かない不利がありながら0秒2差4着にまとめたあたり、能力面の減衰はほぼないと考えていいだろう。その後予備登録していたドバイ遠征は見送り、今年上半期は国内に専念。マイラーズCを使って安田記念の目指すこととなった。
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3月31日にノーザンファーム天栄から美浦へ戻り、4月2日にウッド3F39秒7-1F12秒5(馬なり)を出したのが初時計。5日には嶋田騎手が騎乗して強い負荷を掛けた。1週前追いにも嶋田騎手が騎乗しウッド単走。馬なりで5F65秒9と前週より楽な手応えでより速い時計を出せており、レースへ向けて順調に気配を上げている。
【最終追い切り】昨年のマイルCSでは競馬場到着後に早い時計は出せず、思うようにガスが抜けなかったという経緯があり、今回は早めに栗東へ移動。レース当週の追い切りも栗東で行われた。CW単走で、やや散漫な雰囲気がありつつも一定の軽快さを保って直線へ。促しに対してまずまずの反応を示し、脚を伸ばした。
【見解】美浦では順調そのもの。ただし栗東での追い切りは環境の変化に戸惑いがあるのか、気合いの面でいまひとつの雰囲気。太めは多少解消しているようだが、それでもまだ気持ち重苦しさを残す。前哨戦としては悪くない仕上がりだし、能力だけでなんとかしてしまっても不思議はないが、ドンと来いの状態とは言い難い。
総合評価「B」
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著者プロフィール
西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター 競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。
■マイラーズカップ2023 調教動画(シュネルマイスター)























