【Bellator】堀口恭司の復帰戦勝利を海外ブックメーカーは有力視　日本人3選手の戦前オッズ公開

総合格闘技イベント「Bellator 295」（ベラトール295）が22日（日本時間23日）、米ハワイ州ホノルルで開催される。本大会には堀口恭司、渡辺華奈、菊入正行の3選手が出場予定。特に堀口はBellator2連敗中なだけに、悪い流れを払拭するため重要な一戦となる。

海外ブックメーカー大手の「bet365」では同イベントの戦前オッズが公開されており、堀口優位の見立てとなっている。

◆堀口恭司、対戦相手が体重超過で試合中止　レイ・ボーグはUFC時代も繰り返した“常習犯”

■渡辺はコーメイン、菊入は海外デビュー戦

「bet365」で設定されているの日本人選手出場試合の戦前オッズは以下の通り。堀口と渡辺の勝利が有力視されているが、菊入に関しては劣勢との予想になっている。

※オッズは日本時間21日時点

約1年ぶりのBellator復帰となる堀口は、これまでUFCを主戦場としてきたレイ・ボーグと対戦。ボーグはMMA戦績21戦16勝5敗、2020年にUFCをリリースされてからは、Eagle FCなどの団体で3連勝と結果を残しBellator参戦となった。直近のRIZINでは実績通りの勝利を収めている堀口だが、Bellatorでは現在2連敗と今ひとつ。また、本ファイトは当初フライ級での実施予定だったが、ボーグ側からの申し入れで130ポンド契約試合として実施される。※対戦相手レイ・ボーグの契約体重超過のため試合中止（4月22日追記）

Bellator女子フライ級ランキング2位の渡辺は、コーメインカードで同級3位のイリマ＝レイ・マクファーレンと激突する。渡辺がこの試合でマクファーレンに勝利すれば、同級現王者のリズ・カムーシュ（米国）とのタイトルマッチ実現が現実味を帯びてくる

現在27歳の菊入はこれまでパンクラスで活躍し、MMA戦績は11戦8勝2敗1分。パンクラスのベルトを返上してのBellator参戦で、今回が初の海外マッチとなる。対するシュルケヴィッチは2014年のデビュー以来、18戦13勝5敗と安定した結果を残す実力派ストライカー。実績の面でオッズ上は菊入劣勢の見方となっているが、Bellatorデビュー戦でどこまでアピール出来るか注目だ。

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文●SPREAD編集部