J1サンフレッチェ広島のアカデミーに所属する大器に、一躍注目が集まった。同時に、ピッチ外での早急なサポートを求める声が…

 J1サンフレッチェ広島のアカデミーに所属する大器に、一躍注目が集まった。同時に、ピッチ外での早急なサポートを求める声が上がっている。

 育成型クラブを標榜する広島は、これまでアカデミーから多くのプロ選手を輩出してきた。今季のトップチームにもジュニアチームからユースまで育った茶島雄介らが所属し、他クラブでも森重真人FC東京)らOBが活躍。さらに川辺駿(グラスホッパー=スイス)のように海外へと飛び出す例もある。

 その伝統の系譜に名を連ねそうな選手がいる。現在高校2年生の木吹翔太だ。石川県出身で、JFAアカデミー福島を卒業後、広島ユースに加わった。

 すでに、年代別の日本代表にも選出されている。クラブではMF登録だが、昨年7月のU-16代表候補合宿にはFWとして招集された。続いて8月のウズベキスタン遠征、10月のU17アジアカップ予選でも日の丸をつけ、ゴールも決めている。

 まさに大器と言っていいだろう。クラブのホームページに記された身長は「200cm」。つまり、2メートルに達しているのだ。

 その逸材を、地元の広島ホームテレビが番組中で取り上げた。Jリーグが全国の放送局と連携して始めた番組の広島版である『KICK OFF!HIROSHIMA』が、アカデミー選手たちが暮らす「三矢寮」を取材。その中で、すでにトップチームでも2種登録されている木吹に注目したのだ。

 番組スタッフは、寮内の木吹の部屋も取材。その過程で、驚きの事実が明らかになった。

 選手が2人で暮らす部屋は、白を基調にカーテンはクラブカラーの紫。しっかり参考書が並んでいる様子も紹介されている。

 部屋の中では、漢字が分からなかったエピソードなど、木吹のサッカー以外の一面も明かされた。また、木吹が寮で困っていることも紹介された。

 動画を見れば、問題は一目瞭然だ。2段ベッドの上段に横たわった木吹は、斜めに寝ている。身長2メートルの木吹にはベッドが小さすぎ、まっすぐ寝られないのだ。

■「ベッドに収まらない斜め寝に笑ってしまった」

 クラブにとって宝である人材のピンチに、番組を見たファンからは心配の声が上がった。

「ベッドは、なんとかしたげて~」
「体のこと考えてベッドはなんとかしてほしい」
「ベッドは早急になんとかしてやってくれ。笑い話じゃなく身体的トラブルに繋がる」
「毎日のことだから大変だとは思うけど、ベッドに収まらない斜め寝に笑ってしまった」

 この番組は、YouTubeのJリーグ公式応援番組チャンネルでも公開されている。全国区になったことで、支援の声はさらに増えていくことだろう。

 昨年は199センチだった身長が、200センチに到達した木吹。まだまだ伸びていく才能には、天井のある環境は似合わない。

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