■京都…

■京都ハンナリーズvs島根スサノオマジック(@京都市体育館)

GAME1:4月22日15時5分 GAME2:4月23日15時5分

 京都ハンナリーズが接戦を制して今シーズン20勝目をマークした。第33節の大阪エヴェッサ戦はアウェーでの戦いとなり、第3クォーターで一時12点ビハインドの展開。だが、同クォーター終盤からエペ・ウドゥの連続得点で息を吹き返すと、第4クォーターを前に逆転に成功した。63-65でスタートした最終クォーターはディージェイ・ニュービルに17得点の活躍を許したものの、ジェロード・ユトフが2本の3ポイントシュートを沈めるなど、4点差で大阪を振りきった。

 今節、京都が本拠地で対戦するのは西地区優勝マジック「6」の島根スサノオマジック。前節の島根はアウェーで名古屋ダイヤモンドドルフィンズと顔を合わせ、93-93で白星を獲得した。試合で最も輝きを放ったのは安藤誓哉だ。頼れるキャプテンは第1クォーターから18得点を稼いで波に乗ると、試合を通じて9本の3ポイントシュートを含む37得点でキャリアハイを更新した。

 島根はペリン・ビュフォードも22得点10リバウンド7アシストの活躍を見せて勝利したが、名古屋Dに21本のオフェンスリバウンドを取られた部分は修正が必要。確実に地区優勝へ近づくためには、引き続き谷口大智がキーマンとなるだろう。

 島根に挑む京都は、まずはリバウンド争いで互角以上に渡り合い、主導権を握りたい。オフェンス面では2試合連続で17得点を挙げ、前節では11アシストも記録した久保田義章に期待。ユトフ、マシュー・ライトとともに攻撃を引っ張る存在となれるか注目だ。

文=小沼克年

■ロスター

・京都(HC:ロイ・ラナ)

ジェロード・ユトフ

水野幹太

小西聖也

マシュー・ライト

小澤智将

久保田義章

青木龍史

満田丈太郎

トビンマーカス海舟

シェック・ディアロ

ザック・モーア

益子拓己 ※特別指定

小室昂大

エペ・ウドゥ

・島根(HC:ポール・ヘナレ)

後藤翔平

ペリン・ビュフォード

安藤誓哉

ニック・ケイ

北川弘

リード・トラビス

阿部諒

白濱僚祐

津山尚大

ウィリアムスニカ

谷口大智