女子テニスのツアー下部大会、W15大東建託オープンsupported by JWT50(日本/大阪、ハード、ITF1.5万ドル)は19日にシングルス1回戦が行われ、第1シードの清水映里が世界ランク715位の上田らむを6-4, 0-6, 6…

女子テニスのツアー下部大会、W15大東建託オープンsupported by JWT50(日本/大阪、ハード、ITF1.5万ドル)は19日にシングルス1回戦が行われ、第1シードの清水映里が世界ランク715位の上田らむを6-4, 0-6, 6-2のフルセットで下し、初戦突破を果たした。
同大会は伊達公子杉山愛神尾米ら元世界ランク50位以内を経験した女子テニス選手の有志が集って発足した団体「Japan Women’s Tennis Top50 Club(JWT50)」が主催する第1回大会。大東建託株式会社が特別協賛をつとめ、次週に福井県運動公園テニスコート(福井県)、6月に吉田記念テニス研修センター(千葉県)の3大会が開催される。
この試合、第1セットで2度のブレークに成功した清水が先行する。しかし、第2セットでは一転、上田に3度のブレークを許し1ゲームも奪えずに1セットオールに追いつかれる。
それでもファイナルセットは序盤から4ゲーム連取に成功し、このリードを守り切った清水が勝利した。
勝利した清水は2回戦で予選から勝ち進んだ世界ランク779位の牛島里咲と対戦する。
この日は雨天の影響でシングルス6試合のみが行われ、そのほか日本勢では第3シードの相川真侑花、世界ランク732位の倉持美穂リュー理沙マリーが2回戦進出を果たした。
【JWT50とは】
元世界ランク50位以内を経験した女子テニス選手の有志が集い、日本のテニス界の未来について話し合い、テニスに携わる次の世代へ、様々な機会を提供していくための組織。この活動を通じて、テニスだけではなく、スポーツ、さらには日本で活動をする企業がグローバル社会において「本気で世界を目指せる」環境づくりの一助を担う目的として発足した。
■理事
伊達公子(元世界4位)、杉山愛(元世界8位)、神尾米(元世界24位)
■会員
浅越しのぶ(元世界21位)、小畑沙織(元世界39位)、中村藍子(元世界47位)、長塚京子(元世界28位)、森上亜希子(元世界41位)、奈良くるみ(元世界32位)