■アル…

■アルバルク東京vs群馬クレインサンダーズ(@国立代々木競技場 第一体育館)

4月19日19時35分

 4月に入って4勝4敗と苦戦している東地区2位のアルバルク東京。前節のファイティングイーグルス名古屋戦ではGAME1を80-85で落とした。速攻で18得点を失い、10本の成功を許した3ポイントシュートのうち実に6本を第2クォーターまでに被弾。前々節のレバンガ北海道戦、第30節の秋田ノーザンハピネッツ戦に続き、前半の攻防でつまずいている印象だ。

 それだけに、83-65で快勝したFE名古屋とのGAME2のように、今節の群馬クレインサンダーズ戦でも序盤からディフェンスで流れをつかむ展開を見せたい。特に、相手はトレイ・ジョーンズを中心とした速攻の威力があるだけに、素早い戻りは徹底が必要。また、攻撃の芽もつむため、ライアン・ロシター、アレックス・カーク、セバスチャン・サイズの3人でリバウンドをしっかりと抑えたい。

 対する群馬は、オープンハウスアリーナ太田のこけら落とし試合となった前節の宇都宮ブレックス戦を1勝1敗で終えた。GAME1は13点ビハインドで迎えた後半にジョーンズや並里成を中心に攻め込むと、防御ではケーレブ・ターズースキーやマイケル・パーカーを中心にリバウンドを確保するなど、79-71の逆転勝ち。GAME2は57-82で敗れたたが、後半は40-37の互角だった。

 課題の後半で戦える姿を見せただけに、今シーズン4度目のA東京戦では前半から攻勢を仕掛けられるか。そのためにも前節、1ケタ得点だった速攻の復活がカギを握るだろう。ジョーンズを起点に、ターズースキーなどが走る展開で得点を奪えれば、チームは勢いづく。26勝27敗で昨シーズンの勝ち星を超えただけに、さらに勝利を積みあげてクラブのB1最多勝利数更新を目指す。

文=大橋裕之

■ロスター

・A東京(HC:デイニアス・アドマイティス)

ジャスティン・コブス

藤永佳昭

岡本飛竜

吉井裕鷹

安藤周人

ザック・バランスキー

セバスチャン・サイズ

平岩玄

ライアン・ロシター

田中大貴※インジュアリーリスト

笹倉怜寿

アレックス・カーク

小酒部泰暉

・群馬(HC:水野宏太)

星野曹樹

マイケル・パーカー

トレイ・ジョーンズ

五十嵐圭

八村阿蓮

野本建吾

菅原暉

アキ・チェンバース

並里成

ケーレブ・ターズースキー

山崎稜

ジャスティン・キーナン