■茨城…

■茨城ロボッツvs千葉ジェッツ(@アダストリアみとアリーナ)

4月19日19時5分

 東地区6位争いの直接対決となった前節の仙台89ERS戦で、茨城ロボッツはGAME1の第2クォーターに主導権を握り、リードする時間が長かったにもかかわらず、9点リードの第4クォーター残り5分30秒以降に23失点。クォーター全体では34失点を喫し、1点差という悔しい敗戦となった。この時点で順位を7位に下げたが、GAME2は福澤晃平が16分45秒の出場で27得点という大爆発を見せ、23点差で大勝。順位を6位に戻すと同時に、仙台との直接対決は2勝2敗のタイながら得失点差で上位となり、残り7試合の勝利数で仙台を1つ下回っても東地区6位を確保できる。

 ただ、今節の相手は千葉ジェッツ。前節のレバンガ北海道戦GAME1はヴィック・ローが36得点を叩き出すなど、オフェンスで脅威を示して96得点をマークした。GAME2はすべてのクォーターで15失点以下と、ディフェンスで圧倒。大差をつけて連勝し、アルバルク東京に8ゲーム差をつけたことで、7試合を残して昨シーズンに続く東地区優勝を決めた。戦績は47勝6敗。2018-19シーズンに樹立した52勝のシーズン勝利数B1記録を、自ら塗り替える可能性も十分にある。

 今シーズンの対戦は千葉Jが3戦3勝だが、第18節は91失点。日本人選手に得点を許している傾向もあり、福澤に加え、前節GAME1で24得点の山口颯斗や、前々節に30得点を挙げた中村功平、4月の8試合中5試合で2ケタ得点をマークしている平尾充庸に対しても決して警戒を緩めてはならない。

文=吉川哲彦

■ロスター

・茨城(HC:リチャード・グレスマン)

トーマス・ケネディ

福澤晃平

浅井修伍※特別指定

多嶋朝飛

荻沼隼佑 ※ユース育成特別枠

チェハーレス・タプスコット

中村功平

キャメロン・クラットウィグ

山口颯斗

エリック・ジェイコブセン

山口哲平 ※ユース育成特別枠

鍵冨太雅

平尾充庸

鶴巻啓太

林翔太郎

ジャワラジョゼフ

・千葉J(HC:ジョン・パトリック)

富樫勇樹

小川麻斗

ヴィック・ロー

高橋克実 ※特別指定

二上耀

西村文男

大倉颯太

佐藤卓磨

ギャビン・エドワーズ

ラシードファラーズ

荒尾岳

原修太

ジョン・ムーニー

クリストファー・スミス

米山ジャバ偉生