■信州…

■信州ブレイブウォリアーズvsサンロッカーズ渋谷(@ことぶきアリーナ千曲)

4月19日19時5分

 中地区3位の座を争っている信州ブレイブウォリアーズは、連勝を期して前節の富山グラウジーズ戦に臨み、GAME1は30点差をつける快勝。第1クォーターに記録した最初の21得点をすべて3ポイントシュートで挙げるなど積極的なオフェンスを披露し、前半に53-24と大差をつけた。その勢いで連勝を狙ったが、GAME2は第2クォーターに31失点。後半に巻き返し、試合終盤には2点差まで迫ったものの、あと一歩届かず黒星を喫した。

 そして、信州と地区3位争いを繰り広げるサンロッカーズ渋谷は、シーホース三河と対戦。連敗すれば三河に勝率で並ばれ、順位を逆転されるという状況だったが、GAME1は第2クォーターに流れをつかみ、クロージングには課題が残ったものの7点差で勝ちきった。しかし、終始点の取り合いとなったGAME2は第3クォーターで優位に立ちながら、第4クォーター残り4分から17失点。今シーズン最多の110失点を喫して敗れた。

 その結果、両者は勝率で並んだ状態を維持し、直接対決を2勝1敗としているSR渋谷が地区3位のまま。ただし、得失点差では信州が6点上回っているため、信州は今節に勝てば3位に浮上するとともに、対戦成績でも優位に立つことになる。SR渋谷は勝ち越しているとはいえ、3試合で1試合平均73.3得点と、シーズン全体の平均より10点近く少ない。信州がディフェンスでSR渋谷のリズムを狂わせられるか、SR渋谷がテンポを上げて得点を重ねられるかという点がカギになるだろう。

文=吉川哲彦

■ロスター

・信州(HC:勝久マイケル)

ドゥレイロン・バーンズ

熊谷航

栗原ルイス

マシュー・アキノ

前田怜緒

ジョシュ・ホーキンソン

サイモン拓海

三ツ井利也

ウィリアム・モズリー

生原秀将

ウェイン・マーシャル ※インジュアリーリスト

アンソニー・マクヘンリー

岡田侑大

・SR渋谷(HC:浜中謙)

関野剛平

ケビン・ジョーンズ

ベンドラメ礼生

小島元基

西野曜

ジェームズ・マイケル・マカドゥ

渡辺竜之佑

石井講祐

津屋一球

ライアン・ケリー

盛實海翔

田渡修人

井上宗一郎