TEAM123456789計東 大0001000001早 大00401022Ⅹ9(早)〇加藤―印出◇(二塁打)印出、小澤…

TEAM
東 大
早 大
(早)〇加藤―印出
◇(二塁打)印出、小澤、熊田、野村(三塁打)尾瀬(本塁打)熊田1号2ラン(3回)

 前日は雨で試合が流れ、早大は1日遅れて東京六大学春季リーグ戦(春季リーグ戦)の開幕戦を迎えた。この日も天候不良により約1時間の中断があった中、先発のーは9回を投げ切り1失点で東大打線を封じる。打線は3回にーの2ラン本塁打などで4点を先取すると、その後も打線がつながり14安打9得点。春季リーグ戦初戦で快勝を収めた。


安定した投球を見せた加藤

 開幕戦の先発を任されたエース・加藤は、3回まで走者を一人も許さない完璧な投球を見せる。対する東大の先発は、前節に明大を7回1失点で抑えた鈴木健(4年)。早大打線は1,2回は無得点に終わるも、3回、リーグ戦初出場の7番・ーが右中間を破る二塁打を放ち、得点圏に走者を置く。続く8番・ーのバントが相手一塁手の失策を誘い、その間に小澤が生還。先制に成功した。その後2死二塁になるも、ーが左前安打を放ち追加点を加えると、続く熊田が右越えの2ランを放ち、この回4点を獲得する。リードをもらった加藤は4回、先頭の酒井捷(2年)にソロ本塁打を浴びて1点を返されるも、後続を抑えて最少失点で切り抜けた。


3回に本塁打を放った熊田

 雷雨の影響による約1時間の中断直後の4回裏、早大は再びチャンスを作る。二死から山縣が内野安打で出塁すると、加藤、ーも連打で続き、満塁とする。しかし中村将が右飛に倒れ、追加点獲得とはならなかった。それでも5回、先頭の熊田が三塁線にセーフティーバントを決め出塁し、さらに二つの四球で一死満塁とする。小澤の放った二ゴロの併殺崩れの間に熊田が生還し、再びリードを4点に広げた。

 その後も早大打線は隙を見せない。7回には、相手の失策で熊田が出塁すると、ーが適時二塁打を放つ。さらに続く小澤の適時打で野村が生還し、2点を追加。8回にも尾瀬の適時三塁打と熊田の適時二塁打で2点を追加し、東大を突き放した。


7回に適時二塁打を放った野村

 大量の援護をもらった加藤は、安定した投球で東大打線を封じ込める。9回には1死から別府洸太朗(4年)、梅林浩大(4年)に連打を浴びるも、後続を打ち取りゲームセット。東大から3季連続の完投勝利を挙げた。


3安打を放ち1番起用に答えた尾瀬

 天候の影響もあり、イレギュラーなかたちで迎えた開幕戦で完勝を収めた早大。今季から11番を背負うエース・加藤の貫禄の投球はもちろんのこと、オープン戦での課題だった中盤以降の得点もあり、終始隙のない野球を展開できた。明日の2回戦で勝ち点を獲得し、5季ぶりの賜杯獲得に向け好スタートを切っていきたい。

(記事 田中駿祐、写真 荒井結月)

                黄字は打点付き

早大打者成績
打順守備名前
1(中)尾瀬雄大531.600遊安 投ゴ右安 二飛 右三 
2(左)中村将希511.200三飛 左安右飛 中飛 三ゴ 
3(遊)熊田任洋533.600遊併 右本 三安 遊失左二 
4(捕)印出太一310.333 遊ゴニニ 四球 投犠中飛 
5(右)吉納翼400.000 右飛左飛 遊飛 二ゴ  
6(一)野村健太311.333 中飛 空三四球 中二  
7(三)小澤周平422.500  右二右飛 二ゴ 中安  
8(二)山縣秀320.667  一犠一安一邪  中安 
9(投)加藤孝太郎210.500  投犠右安 遊ゴ 投犠 
早大投手成績
名前
加藤孝太郎11094211111.00
東京六大学春季リーグ戦星取表
順位 明 大法 大早 大慶 大東 大立 大勝ち点勝率
明 大   〇3-2
〇6-3
 1.000
法 大  〇10-0
●2-3
〇4-1
 △1-1.667
早 大   〇9-1 1.000
慶 大 ●0-10
○3-2
●1-4
   .333
東 大●2-3
●3-6
 ●1-9  .000
立 大 △1-1   

コメント

加藤孝太郎(人4=茨城・下妻一)

――開幕戦を完投勝利で飾りましたが、今のお気持ちはいかがですか

 悪いなりに、最低限の投球ができました。

――「悪いなりに」というのは

 天気が悪く中断があり、集中力を保つのが難しかったところもありますが、四球を無駄なところで出してしまったので、そのあたりがまだまだかなと思います。

――ストレートについてはどのような意識で投げましたか

 今日はボールが暴れてしまうと感じていたので、勢いよりもキレ良く丁寧に、という意識で投げました。

――8回まで毎回奪三振、計11奪三振という成績でした。振り返っていかがですか

 三振は普段からあまり意識していないので、今日はたまたまという感じです。

――打撃陣が14安打9得点と、援護にも恵まれました

 あれだけ得点を入れてもらったので、すごく楽に投げられました。

――加藤選手ご自身にも安打が生まれました

 「打て」のサインだったので打つ気で打席に入って、ああいったかたちですがヒットになって良かったです。

――応援席が復活しましたが、マウンドからはどのように聞こえていましたか

 いつも以上に近くから力強い声援が聞こえていたので、自分の投球を後押ししていただけたと思います。

――最後に、来週の立大戦に向けて、意気込みをお願いします

 まずは明日勝ってもらって2連勝で勝ち点を取って。自分は来週の立大戦の初戦に備えたいと思います。