男子ゴルフの国内第2戦、第88回関西オープンゴルフ選手権競技(大阪府・泉ヶ丘カントリークラブ、7038/7051ヤード、パー71)の第2ラウンドが行われた。昨日14ラウンド連続の「60台」を記録した石川遼は、第2ラウンドを5バーディ、2ボギ…

男子ゴルフの国内第2戦、第88回関西オープンゴルフ選手権競技(大阪府・泉ヶ丘カントリークラブ、7038/7051ヤード、パー71)の第2ラウンドが行われた。

昨日14ラウンド連続の「60台」を記録した石川遼は、第2ラウンドを5バーディ、2ボギーの68でホールアウト。2013年にセルヒオ・ガルシア(スペイン)が記録した「15ラウンド連続60台」の国内ツアー最長に並んだ。

この日2アンダーの19位タイからスタートした石川は、前半を3バーディ、ボギーフリーで回りスコアを伸ばす。後半は出だしの10番でボギーとしたが、12番でティーショットをピン側につけ、4つ目のバーディを奪うことに成功。その後13番でスコアを落としたが、最終18番では5つ目のバーディを決め、通算5アンダーでホールアウト。首位の永野竜太郎を5打差で追う展開となった。

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■猛チャージへの課題はパット

第2ラウンドの石川はティーショットがやや乱れる場面はあったものの、大きなミスはなく比較的ショットは安定している。特に後半1つ目のバーディを奪った12番では、ティーショットをピンデッドに落とすキレの良さを見せた。

一方で得意のパットが噛み合わない場面も見られた。スコアを落とした10番と13番では共にファーストパットを寄せきれず。特に10番は返しのパットを外すなど悔やまれるボギーとなった。

ティーショットの乱れはあるものの、ここまでグリーン周りの小技やショートアイアンでスコアを伸ばしており、パットが噛み合ってくれば猛チャージも期待できる。

昨年の三井住友VISA太平洋マスターズ以来の優勝と16ラウンド連続60台という新記録を目指し、第3ラウンドのムービングデーに向かう。

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文●SPREAD編集部