700万円を突破 名門テニス施設がクラファンを実施中企画提供:公益財団法人 吉田記念テニス研修センター「誰もがテニスをプレイできる場所を」という想いのもと、公益財団法人 吉田記念テニス研修センター(以下、TTC)は4月28日まで、設立以来…

700万円を突破 名門テニス施設がクラファンを実施中
企画提供:公益財団法人 吉田記念テニス研修センター
「誰もがテニスをプレイできる場所を」という想いのもと、公益財団法人 吉田記念テニス研修センター(以下、TTC)は4月28日まで、設立以来初となる施設リニューアル工事の資金を募るクラウドファンディングを実施しており、現在の支援金は700万円を超え多くの支援者に支えられている。
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TTCは吉田俊二氏と吉田宗弘氏の寄付により、テニス選手や指導者の育成や、子供から高齢者そして障がい者など幅広い層へのテニスの普及を目的として1990年に設立。屋外コート8面、屋内コート6面のほか、充実したフィットネスルームと車いす選手に対応した全館バリアフリーとなっている日本有数の設備を備えるテニス施設だ。
誰もがテニスを楽しめる環境を目指し、ライフスタイルや目的に合わせた多様なプログラムを用意してきた。親子のテニス教室や車いすテニス体験のような、テニスを身近に感じ楽しんでもらうためのイベントや、プロ選手・ジュニア選手の活躍の場として、かしわ国際オープンテニストーナメント・全国選抜ジュニアテニス選手権大会を毎年開催している。
その他にも、日本を代表する車いすテニス選手の練習拠点として利用されており、眞田卓、荒井大輔、齋田悟司や宇佐美慧が所属。先日国民栄誉賞を受賞した国枝慎吾も利用していた。

荒井 大輔 選手
そんなTTCだが今回、老朽化も伴い、これからの30年を意識し、高齢化が進んでもスポーツに興じられる環境を提供することを目的に改築することを決定。以前よりもさらに「すべての人に開かれたテニスをプレイできる場所」として、設立以来初となる施設のリニューアルを行う。

最大の改修は、現在2階にあるフロントの1階への移設だ。1階に正面入り口を新たに設置するとともに、1階のメインラウンジを改修してフロントとショップを移設する予定。
受付が1階になることで、車いすの方々が現在感じている不便さが解消される。また、受付を1階にすることで、今までよりもさらにお客様とのコミュニケーションが取れるようになる。なお、車いすの方は、専用駐車場から直接フロントのあるメインラウンジに繋がる入り口が利用できる。
このプロジェクトを進めることで、健常者と障がい者がコート上でもコート以外でもよりスペースを共有できるようになり、一般の大会と車いすテニス大会が同時に開催できる世界の4大大会と同じコンセプトを実現する施設となる。

今回のクラウドファンディングのリターンには、応援Tシャツや主催イベントの招待などが用意されている。また、一定金額以上を寄付した支援者のうち、希望者は館内に名前が掲載される。
クラウドファンディングの募集は4月28日(金)午後11時までとなっている。
■コメント:髙橋 剛 所長
本クラウドファンディングは、子どもから大人、健常者から障がいを持たれた方でも「誰もがテニスをプレイできる場所」をテーマに施設を維持し未来に繋げていくプロジェクトです。
本プロジェクトは、永年ご利用頂いている皆さまに更に利用しやすい施設として大リニューアル工事を予定しております。
スポーツの場が、皆さまのコミュニケーションや憩いの場に相応しい様相にリニューアルを予定しております。昨年のサッカーワールドカップや、今年の野球WBCのように、皆さまと一緒にスポーツシーンを共有できる居心地の良い場所を創りたいと願っております。
そして、夢は4大大会のセンターコートにTTCで練習した選手が立って、日本中が応援をしている姿を夢見て皆さまと共に取り組んで参ります。

久遠の理想とも言えるたいへん大きな目標ではありますが、その実現に向けて皆さまの力をお借りできれば幸いです。是非、ご寄付の程、何卒よろしくお願い申し上げます。
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