男子テニスのロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)は13日、シングルス3回戦が行われ、第3シードのD・メドベージェフが第13シードのA・ズベレフ(ドイツ)を3-6, 7-5, 7-6 (…

男子テニスのロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)は13日、シングルス3回戦が行われ、第3シードのD・メドベージェフが第13シードのA・ズベレフ(ドイツ)を3-6, 7-5, 7-6 (9-7)の逆転フルセットで破り、2019年以来4年ぶり2度目のベスト8進出を果たした。
>>チチパスらモンテカルロ組合わせ<<
14度目の顔合わせでメドベージェフの7勝6敗と拮抗した成績のなか行われたこの試合、メドベージェフは3度のダブルフォルトを犯すなどサービスが安定せず2度のブレークを許し第1セットを落とす。
第2セットでも4本のダブルフォルトを犯し3度ブレークされたメドベージェフだったが、ズベレフのセカンドサービスから活路を見出し4度のブレークに成功。セットカウント1-1に追いつく。
ファイナルセット、互いにサービスゲームをキープして迎えた第6ゲーム、メドベージェフから見てリターンの際に5度のブレークチャンスがありながら決め切れず。第9ゲームではこのセット初めて与えたブレークポイントを凌ぐことができずブレークされる。
4-5として訪れたズベレフのサービング・フォー・ザ・マッチ、メドベージェフは0-40とブレークチャンスを掴むとそのままラブゲームでブレークに成功してイーブンに。タイブレークではミニブレークの応酬となるなかズベレフのマッチポイントを2度凌いだメドベージェフが最後は3ポイントを連取して3時間5分の激闘をものにした。
メドベージェフは準々決勝で第6シードのH・ルーネ(デンマーク)と対戦する。ルーネは3回戦で世界ランク22位のM・ベレッティーニ(イタリア)と対戦予定だったが、ベレッティーニが負傷のため試合前に棄権。ベスト8に駒を進めている。
同日には、第2シードのS・チチパス(ギリシャ)、第5シードのA・ルブレフ、第16シードのL・ムセッティ(イタリア)、予選勝者で世界ランク100位のJ・シュトルフ(ドイツ)が準々決勝進出を決めた。