■名古…

■名古屋ダイヤモンドドルフィンズvs広島ドラゴンフライズ(@ドルフィンズアリーナ)

GAME1:4月15日15時5分、GAME2:4月16日15時5分

 今節のドルフィンズアリーナでは、西地区4位の名古屋ダイヤモンドドルフィンズが2勝差で同3位に位置する広島ドラゴンフライズを迎え撃つ。今シーズンの対戦成績は1勝1敗。第11節では1点差で広島が競り勝ち、第26節では名古屋Dが2点差で借りを返した。注目の直接対決を制して今後へ弾みをつけるのは、はたしてどちらか。

 名古屋Dは1週間ぶりの実践。前節に開催予定だった滋賀レイクスとの一戦は、インフルエンザ感染者やケガ人の影響でエントリーメンバーをそろえられず不戦敗となった。今節に何名の選手が復帰してくるかは不透明だが、これまで同様に苦しい状況でもチーム、そして会場が一体となって勝利をつかみたい。

 広島は前節、ホームで大阪エヴェッサと対戦した。カイル・ハントやショーン・オマラなどを欠いた相手に対し、全員出場を果たして99-69と大差で勝利。しかし、試合を通じてターンオーバーは「21」を数え、リバウンド争いでは17本のオフェンスリバウンドを取られてしまった。すでに「日本生命 B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2022-23」進出を決めているが、もう一度チーム内で意思疎通を図り、気を引き締め直すことも必要になりそうだ。

 第26節の対戦ではエントリーメンバー8名の名古屋Dに敗れているだけに、広島としては二の舞を演じてはならない。リバウンド争いで6本の差をつけられたため、今節はカイ・ソット、ケリー・ブラックシアー・ジュニアを軸に高さのアドバンテージを活かした試合運びを見せたい。

文=小沼克年

■ロスター

・名古屋D(HC:ショーン・デニス)

レイ・パークスジュニア

齋藤拓実

伊藤達哉

コティ・クラーク

モリス・ンドゥール※インジュアリーリスト

菊池真人

今西優斗 ※ユース育成特別枠

張本天傑

須田侑太郎

中東泰斗

アラン・ウィリアムズ

中務敏宏

スコット・エサトン

坂本聖芽

・広島(HC:カイル・ミリング)

寺嶋良

朝山正悟

辻直人

アイザイア・マーフィー

船生誠也

ケリー・ブラックシアー・ジュニア

上澤俊喜

カイ・ソット

中村拓人

ドウェイン・エバンス

佐土原遼

ニック・メイヨ