■サン…

■サンロッカーズ渋谷vsシーホース三河(@青山学院記念館)

GAME1:4月15日17時5分、GAME2:4月16日14時5分

 中地区3位のサンロッカーズ渋谷は前節、同1位の川崎ブレイブサンダースに75-103で敗戦。第3クォーターに相手のゾーンディフェンスに苦しんだほか、ミスも重ねて、18-46と引き離された。ただ、第4クォーターは逆に7個のターンオーバーを誘うディフェンスを仕掛け、しっかりと切り替えられたことも確かだ。

 一方、シーホース三河は前節、信州ブレイブウォリアーズに 71-78で逆転負けを喫した。第1クォーターから25-16と先行し、22得点のダバンテ・ガードナーが 個人通算10000得点を達成したが、第3クォーター以降は攻撃が停滞。終盤にゾーンディフェンスで2点差まで迫ったが、連勝が「2」でストップした。

 そんな両チームは、第9節に対戦して1勝1敗だった。GAME1は三河が延長戦の末に97-91で先勝したが、GAME2はSR渋谷が18個のターンオーバーを誘うディフェンスを見せて81-61で取り返した。

 わずかに「日本生命 B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2022-23」進出の可能性を残すSR渋谷にとって、同2位の横浜ビー・コルセアーズと対決を迎える第35節まで勝ち続けたい。そのためにも、川崎戦の終盤で見せたディフェンスを立ち上がりから繰り出せるか。初対決となるクインシー・ミラーへのマッチアップが予想されるジェームズ・マイケル・マカドゥの好守が期待される。

 対する三河は22勝29敗で同5位。Bリーグ参入以降、シーズン打ち切りとなった2019-20シーズンを除き、全シーズンで勝率5割以上の成績を収めているだけに、残り9試合で勝ち越しまでもっていきたい。2連勝した第30節の富山グラウジーズ戦のように、ディフェンスとリバウンドを強調して速攻を仕掛ける攻防を取り戻し、勝利を目指す。

文=大橋裕之

■ロスター

・SR渋谷(HC:浜中謙)

関野剛平

ケビン・ジョーンズ

ベンドラメ礼生

小島元基

西野曜

ジェームズ・マイケル・マカドゥ

渡辺竜之佑

石井講祐

津屋一球

ライアン・ケリー

盛實海翔

田渡修人

井上宗一郎

・三河(HC:鈴木貴美一)

中村太地

柏木真介

細谷将司

長野誠史

アンソニー・ローレンスⅡ※インジュアリーリスト

シズ・オルストン

ブランドン・ジャワト

角野亮伍

西田優大

橋本晃佑

セドリック・シモンズ※インジュアリーリスト

シェーファーアヴィ幸樹

ダバンテ・ガードナー