■群馬…

■群馬クレインサンダーズvs宇都宮ブレックス(@オープンハウスアリーナ太田)

GAME1:4月15日15時5分、GAME2:4月16日15時5分

1勝を挟んで2度の5連敗と不振にあえいでいた群馬クレインサンダーズ。前節は苦しみながらも茨城ロボッツを下し、連敗を脱出した。3点リードで迎えた第3クォーターに29失点とディフェンスが崩れたが、第4クォーターは野本建吾が得点面で貢献。終盤はトレイ・ジョーンズが真価を発揮し、4点差での勝利となった。ジョーンズは34得点に加えて7アシストもマーク。また、八村亜蓮も11得点と活躍が光った。

4連敗中だった宇都宮ブレックスも、前節の仙台89ERS戦は苦しんだ末に白星。全体的にはロースコアながらアップダウンのある展開で、第3クォーターを終えて12点リードを奪い、一時は19点差まで広げたにもかかわらず、終盤に猛追を受けて3点差まで迫られるという薄氷の勝利だった。とはいえ、シーズン終盤に順位争いを繰り広げるなかでは貴重な1勝。内容はさておき、勝ったことが大きな成果だ。

すでに「日本生命 B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2022-23」進出の可能性は消滅しているものの、東地区3位をかけた争いは激化の一途。前節の結果を受け、この両者に秋田ノーザンハピネッツを加えた3チームは再び勝率で横一線となった。今シーズンの宇都宮との直接対決で2度とも敗れている群馬は、連勝が必須。さらに、マイナス28点に及ぶ得失点差も挽回しなければならない。1試合平均得点でリーグ最下位の宇都宮に第8節は91得点、第24節も81得点を許しており、ディフェンスで徹底的に抑え込むことが勝利の大前提となる。

文=吉川哲彦

■ロスター

・群馬(HC:水野宏太)

星野曹樹

マイケル・パーカー

トレイ・ジョーンズ

五十嵐圭

八村阿蓮

野本建吾

菅原暉

アキ・チェンバース

並里成

ケーレブ・ターズースキー

山崎稜

ジャスティン・キーナン

・宇都宮(HC:佐々宜央)

田臥勇太

笠井康平

ヤンジェミン

比江島慎

遠藤祐亮

竹内公輔

荒谷裕秀

高島紳司 ※特別指定

渡邉裕規

鵤誠司

喜多川修平

グラント・ジェレット

ジョシュ・スコット

アイザック・フォトゥ