女子テニスのクレジット・ワン チャールストン オープン(アメリカ/チャールストン、クレー、WTA500)は9日、シングルス決勝が行われ、第2シードのO・ジャバー(チュニジア)が昨年の覇者である第4シードのB・ベンチッチ(スイス)を7-6 …

女子テニスのクレジット・ワン チャールストン オープン(アメリカ/チャールストン、クレー、WTA500)は9日、シングルス決勝が行われ、第2シードのO・ジャバー(チュニジア)が昨年の覇者である第4シードのB・ベンチッチ(スイス)を7-6 (8-6), 6-4のストレートで破り、今季ツアー初優勝を飾るとともに通算4勝目をあげた。
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今年2月に負傷のためツアーを離脱したジャバー。その後手術を行い3月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000)から復帰を果たした。BNPパリバ・オープンとマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000)では1勝しかあげられなかったものの今大会は4試合に勝利し決勝へ。準決勝では第3シードのD・カサトキナをストレートで破るなど本来の強さを発揮してきた。
決勝戦、ジャバーは9本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに70パーセントの確率でポイントを獲得。ベンチッチに3度のブレークを許したものの、自身はそれを上回る4度のブレークに成功し、1時間59分で勝利した。
28歳のジャバーは2020年以降に限れば、ツアー全体でマッチ37勝を記録。これはツアー参戦している全選手のなかで最多となる。
女子テニス協会のWTA公式サイトにはジャバーのコメントが掲載された。
「この大会は、ずっと優勝したいと思っていた。だから、ここチャールストンで素晴らしい思い出ができたことはうれしいし、これでクレーシーズンのスタートはかなりいいものになったと思うわ」