巨人の新外国人・ブリンソンは、4日のDeNA戦で5打数5安打6打点と爆発した。(C)KentaHARADA/CoCoKA…

巨人の新外国人・ブリンソンは、4日のDeNA戦で5打数5安打6打点と爆発した。(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
開幕から3カード目までを終え、各球団の明暗が分かれている。開幕3連敗とつまずいた広島は、今月7日から行われた巨人とのカードで3連勝に成功。8日と9日には新外国人のデビットソンが2試合連続の一発を放つなど、新戦力が躍動した。
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開幕からまだ間もないが、ここまでの各球団の新戦力を球界OBはどう見ているのか。現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチも務めた野球解説者の高木豊氏が自身のYouTubeチャンネルを更新し、各球団の新外国人選手について言及した。
高木氏がまず注目したのが、中日の新外国人・アキーノ。主軸として期待されたアキーノだが、ここまで打率・130、本塁打はいまだに0本(10日現在)と開幕から低迷している。高木氏はアキーノの打撃について、「バッティングがちょっと荒い。ボール球を少し追っかけるよね。これが我慢できて、打てるようになったら力になるんだろうけど、どれくらい見るのかね」と解説し、「少し厳しそうな感じがする」とここまでの評価を語った。
また、「ボールを追っかけるって、我慢しろと言われても手が出ちゃう。本人は百も承知でやっているとは思うんだけど、それができないということは体質なんだろうね」と弱点について話し、23打数で11三振と苦しむ打撃について言及した。今後については、「少し苦労するだろうな。ということは中日も苦労する」と語り、本来の姿に戻るまで時間がかかるという見解を示した。
一方、4日のDeNA戦で5打数5安打6打点の大暴れを見せるなど、打率・310、1本塁打とまずまずの成績を残す、巨人の新外国人・ブリンソンについて高木氏は、「足も速いし、慣れてくるとやっぱり打つよね。上手くやる気にさせたら、相当な成績を残してくるだろうね」と高評価。6日には自身の暴走とアウトカウントの認識ミスで“左中間ゲッツー”の珍プレーも生まれたが、「あの足を見ると、1番でも3番でも使える」と高木氏は話し、長打力だけでなく走力の高さにも言及した。さらに、「そんなに大きな波はなさそう。安定していけると思う」と予想し、今後の活躍にも期待した。
開幕から明暗分かれた各球団の外国人選手だが、今後はどのような成績を残すのだろうか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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