男子テニスのミレニアム・エストリル・オープン(ポルトガル/エストリル、レッドクレー、ATP250)は9日、シングルス決勝が行われ、第1シードのC・ルード(ノルウェー)が第6シードののM・キツマノビッチ(セルビア)を6-2, 7-6 (7-…

男子テニスのミレニアム・エストリル・オープン(ポルトガル/エストリル、レッドクレー、ATP250)は9日、シングルス決勝が行われ、第1シードのC・ルード(ノルウェー)が第6シードののM・キツマノビッチ(セルビア)を6-2, 7-6 (7-3)のストレートで破り、今季初のツアー優勝を果たすとともに通算10個目のタイトルを掲げた。
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初出場となった世界ランク5位のルードは今大会、シード勢は1回戦免除のため初戦となった2回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場している同147位のJ・ソウサ(ポルトガル)、準々決勝で第5シードのS・バエス(アルゼンチン)、準決勝で世界ランク80位のQ・アリス(フランス)を下し、今季初の決勝進出を決めた。
決勝戦、ルードはファーストサービスが入ったときに83パーセントの確率でポイントを獲得。第3ゲームでいきなりブレークに成功すると5ゲームを連取し、第1セットを先取する。続く第2セットではルードが5度、キツマノビッチが3度のブレークポイントを掴むも互いに活かせずタイブレークに突入。ルードは2度のミニブレークに成功し、1時間48分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにルードのコメントを掲載し「最高の気分だよ。エストリルでプレーするのは初めてだし、幸運だったね。この日曜日にトロフィーを手にすることができたのは、とても特別なこと。最後のタイトルを獲得してからかなりの月日が経っているので、とても重要なことだよ」と語った。
「最高の気分だったよ。僕が参戦している間はファン、スタジアム、コート、全てが素晴らしい雰囲気に包まれていた。僕がコートに立つたびにスタジアムは満員だった。今日、そしてこの1週間、ここにいるすべての人に感謝する」
ルードがツアー大会でタイトルを獲得するのは昨年7月のスイス・ オープン・グシュタード(スイス/グシュタード、レッドクレー、ATP250)以来 約9カ月ぶり。また、今回で10度目の優勝となったが、その内の9度はクレーコートとなっている。