女子テニスのクレジット・ワン チャールストン オープン(アメリカ/チャールストン、クレー、WTA500)は8日、シングルス準決勝が行われ、第2シードのO・ジャバー(チュニジア)が第3シードのD・カサトキナを7-5, 7-5のストレートで破…

女子テニスのクレジット・ワン チャールストン オープン(アメリカ/チャールストン、クレー、WTA500)は8日、シングルス準決勝が行われ、第2シードのO・ジャバー(チュニジア)が第3シードのD・カサトキナを7-5, 7-5のストレートで破り、2年連続の決勝進出を果たした。
前週のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000)では2回戦で敗れたジャバー。昨年の同大会では決勝でB・ベンチッチ(スイス)に1-6, 7-5, 4-6のフルセットで敗れ、準優勝となっていた。
今大会、シード勢は1回戦免除のため初戦となった2回戦で世界ランク77位のL・ツレンコ(ウクライナ)を6-3, 6-3、3回戦で同172位のC・ドールハイド(アメリカ)を6-3, 7-5、準々決勝で同70位のA・カリンスカヤと対戦したが6-3, 4-1の時点でカリンスカヤが棄権し、準決勝進出を決めた。
この日の第1セット、序盤で2度のブレークをを許したジャバー。第6・第7ゲームでは互いに1度ずつブレークを奪い合うも、ゲームカウント2-5とリードされる。ここで雨天により中断となるも3時間以上の中断期間を経て再開された第8ゲームから5ゲームを連取し、先行する。
続く第2セット、互いに2度ずつブレークを奪い合うと、ジャバーは第11ゲームで2ゲーム連取に成功し、1時間47分で勝利した。
女子テニス協会のWTAは公式サイトでジャバーのコメントを紹介している。
「雨に感謝しなければならない。そのおかげで、コーチと少し話すことができ、アドバイスをもらったり、第1セットで起きたことを反省したりすることができた」
「私のゲームはそこそこだったけど、何か小さな解決策を見つける必要があった。その後、より我慢強く、より自分のポイントを構築することができたので本当に助かった」
勝利したジャバーは決勝で第1シードのJ・ペグラ(アメリカ)と昨年女王で第4シードのベンチッチのどちらかと対戦する。